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内容説明
日本政府の命令に背くことはできない。しかし、自分がビザを出さなかったら、このユダヤ人たちはまちがいなくナチスに殺される…。ぎりぎりの決断を迫られた夫と行動を共にした元外交官夫人が綴る人間愛の記録。
目次
第1章 逃れてきた人々
第2章 華やかなヨーロッパ
第3章 暗雲の広がり
第4章 敗戦の予感
第5章 囚われの身
第6章 祖国の苦い土
第7章 再会
第8章 すり切れたビザ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遙
2
学年末の学校、時間の空いた世界史の授業で杉原千畝さんのドキュメンタリーを見ました。1人の人間を救えただけでもすごいことなのに彼は六千人もの人を救い、それを当たり前だと言っている。奥様からの語りで見えた杉原領事は高潔で孤高の方でした。2012/02/17
しお
2
(図)戦時中の緊張した時期に「人として当たり前のこと」を為すのには多大な勇気がいったのだと思う。そして後に多くを語らなかった所にも信念が感じられて格好いい。杉原千畝さん、素敵な人柄です。また著者である奥さんはかなり珍しい戦争体験をしておられると思う。2010/04/02
ホームズ
1
1996年12月5日初読
扉のこちら側
0
初読。2010/10/01
miyake927
0
一人の日本人外交官がユダヤ人を救った2011/02/14