内容説明
99.9%の生物種が消える?「絶滅」から生命の歴史を眺める!この世は公平な場所ではない?進化論が私たちに呼び覚ます「魅惑と混乱」の源泉を、科学と人文知の接点で掘り当てる、進化思想の冒険的考古学!
目次
序章 進化論の時代(進化論的世界像―進化論という万能酸;みんな何処へ行った?―種は冷たい土の中に ほか)
第1章 絶滅のシナリオ(絶滅率九九・九パーセント;遺伝子か運か ほか)
第2章 適者生存とはなにか(誤解を理解する;お守りとしての進化論 ほか)
第3章 ダーウィニズムはなぜそう呼ばれるか(素人の誤解から専門家の紛糾へ;グールドの適応主義批判―なぜなぜ物語はいらない ほか)
終章 理不尽にたいする態度(グールドの地獄めぐり;歴史の独立宣言 ほか)
著者等紹介
吉川浩満[ヨシカワヒロミツ]
1972年3月、鳥取県米子市生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。国書刊行会、ヤフーを経て、文筆業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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