文章の品格

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文章の品格

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  • サイズ B6判/ページ数 106p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784255004495
  • NDC分類 816
  • Cコード C0095

内容説明

ワンランク上の文章上達術。説得力ある文章を書くコツ。文章を仕上げる前の必須作業。映画の名場面を見るように古典を読む。品格ある文章を書く最高のお手本となる一冊。

目次

1章 文章の品格とは?(ワンランク上の文章上達術;文章の基本は「日ごろの話し言葉」にある;品格のある文章とは?;世阿弥の「離見の見」にみる極意の表現法;「話し言葉」の品格;品格ある文章を書くために、敬語の基本が必要;子どもの頃から身についた言語感覚は変えにくい;よい文章を書くためには話し言葉を洗練せよ!)
2章 極意の文章術(プロの文章はどこが違うか?;独りよがりの文章は誰も読まない;読まれる文章の秘密『イギリスはおいしい』が多くの人に読まれた理由;説得力のある文章を書くコツ;要領のよい文章の構成とは?;推敲はコンピュータが最適;文章を仕上げる前の必須作業とは?)
3章 最高のお手本(お手本を見つけ、文章の呼吸を知る;好きな作家の作品を筆写すると、文章の秘義がわかる私の文章修業法;仮名、漢字の使い分けを体得するには?;句読点のつけ方のヒント;改行の正しいしかた;文章表現の原点は、裸の自分を知るところにある)
4章 古典は感動の宝庫(古典はとにかくおもしろい;映画の名場面を見るように古典を読む;古典こそ、まさに「生きた文学」;古典を味わう最良の方法とは?;古典は美しい日本語の宝庫;古典を読むと、豊かな表現力が身につく)

著者等紹介

林望[ハヤシノゾム]
1949年東京生。作家・書誌学者。慶應義塾大学文学部卒、同大学院博士課程修了。学位、文学修士。ケンブリッジ大学客員教授、東京藝術大学助教授等を歴任。専門は日本書誌学・国文学。『イギリスはおいしい』で91年日本エッセイスト・クラブ賞、『ケンブリッジ大学所蔵和漢古書総合目録』で92年国際交流奨励賞、『林望のイギリス観察辞典』で93年講談社エッセイ賞を受賞。学術論文、エッセイ、小説の他、料理、能、自動車、古典文学等幅広く執筆し著書多数。また勝又晃、田代和久氏らに師事して声楽を学び、バリトン歌手としても各地で活動する傍ら、新しい日本歌曲の創造のために、佐藤眞、伊藤康英、野平一郎、上田真樹等の作曲家に歌曲のための詩を提供、合唱曲、校歌、社歌、市歌などの作詩も多く手がけている。また観世流能楽の実技と理論を津村禮次郎師に学び、新作能『仲麻呂』『黄金桜』等を創作。国立能楽堂ほか各流能楽公演に際しての解説講演も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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けいこ

16
読みやすかったです。文章の上達は好きな作家の文章を模写すると良いとの事。確かに何かを書こうとしても、文章をどう書き出したら良いのか分からないから参考になります。後は主観的な文章を使わないこと。'哀しい'とか'楽しかった'とか。そうゆう言葉を使わないで感情を伝えること。そうはいっても、そこがいちばん難しそうです。2019/01/27

sibasiba

12
シンプルに言葉を注意深く扱い古典に親しもう、という話。短いのですぐ読めた。久しぶりに著者のエッセイを読みたくなった。2014/02/12

新島

9
「文章の品格」文章の根ざしは各自の“話し言葉”からなるもの。それを矯正し磨くことで、文章の品格が現れるだろう。しかし、まずは上品な言葉/文章を使う上司や作家を手本に、語彙や言葉の正しい使い方、適切に敬語を使う部分を真似ることをする(練習として、丸写しでも良い)。文章を書く際には、冷静に緻密に誤りが無いかを確認し、客観性を持たせるように推敲する。そうすれば、説得力が生まれ品格が保たれるはずだ。また、できるだけ多くの語彙を自分のものにしておけば、より深みのある文章を書くことができる。2016/01/20

s.k

8
図書館本。フォントが大きく拍子抜けするほど読みやすい。内容はシンプルだけど、説得力はある。ハウツー本というよりはエッセイとしてゆったり読んだ方がいいリズムでした。"独りよがりの文章は誰も読まない"……ホントこれですよ。分かっているけど、出来ないのですよ。ただ、独りよがりにならないように、というのは文章のみならずコミュニケーション全体に言えることでもあるので、出来ないと嘆くよりかは「なるべくやる」と考えた方が自分の糧になると感じました。2018/03/17

がらす

7
文章をより読みやすく、面白くしていくためのヒントが詰まった本です。さすがリンボウ先生の文体はさらさらと読みやすい。書き始めたばかりの人のハウツー本にはいいのではないでしょうか。敬語は奥が深いですね。個人的には最終章が良かったなーと思いました。こんな古典の授業だったらもっと楽しく受けられたのかも。『○○の品格』というタイトルの本はなんとなく敬遠していたのですが、他にも手を出してみようかな、という気になりました。2010/09/19

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