出版社内容情報
名画にまつわる血も凍る秘話の数々「もっと知りたい」に応え第二弾!
歴史の裏を知り尽くした著者が、西洋名画に秘められた恐るべき怨念・冷酷・非情をとき明かす、知的でスリリングな美術エッセイ、大好評につき第二弾!
まだまだあった、ますます鮮やかな名画の謎解き、今回は、
◎フォンテーヌブロー派の逸名画家『ガブリエル・デストレとその妹』
……なぞめいて扇情的な「浴槽の美女」、彼女の死後に描かれたとしたら?
◎ルーベンス『パリスの審判』
……のどかな神々の美人コンテスト、欲情と見栄が生んだ悲劇とは?
◎ピカソ『泣く女』
……女性を見つめるピカソの眼、どうしてこんなに怖いのか?
他、ベラスケス『ラス・メニーナス』、エッシャー『相対性』など、20作品(豪華カラー図版掲載)。「絵ってすごい」「こういう切り口の絵の本はなかった」と各メディアで絶賛!本書を読めば、絵画の見方が拡がります。
★いままでとは違う見え方、面白がり方ができる──南伸坊氏絶賛。
内容説明
なぞめいて扇情的な『浴槽の美女』…彼女の死後に描かれたとしたら?のどかな神々の美人コンテスト『パリスの審判』…欲情と見栄が生んだ悲劇とは?女性を見つめるピカソの眼…どうしてこんなに怖いのか?本物の恐怖が味わえる名画20。
目次
レンブラント『テュルプ博士の解剖学実習』
ピカソ『泣く女』
ルーベンス『パリスの審判』
エッシャー『相対性』
カレーニョ・デ・ミランダ『カルロス二世』
ベラスケス『ラス・メニーナス』
ハント『シャロットの乙女』
フォンテーヌブロー派の逸名画家『ガブリエル・デストレとその妹』
ベックリン『死の島』
ジェラール『レカミエ夫人の肖像』
ボッティチェリ『ホロフェルネスの遺体発見』
ブレイク『巨大なレッド・ドラゴンと日をまとう女』
カルパッチョ『聖ゲオルギウスと竜』
ミレー『晩鐘』
ドラローシュ『レディ・ジェーン・グレイの処刑』
ホガース『精神病院にて』
ブリューゲル『ベツレヘムの嬰児虐殺』
ヴェロッキオ『キリストの洗礼』
ビアズリー『サロメ』
ファン・エイク『アルノルフィニ夫妻の肖像』
著者等紹介
中野京子[ナカノキョウコ]
早稲田大学講師。ドイツ文学、西洋文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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