出版社内容情報
病気の制御の可能性や手段の考察を病気の起源に基づく分類に立脚し，感染症・非感染性疾患と人口増加や社会環境との関係から言及。〔内容〕病気の歴史（狩猟，農耕，工業時代）／病気の起源・制御（出生前の病気，貧しさ病，豊かさ病）
【目次】
1. 序 論
2. 病気の歴史
2.1 狩猟・採集時代
2.1.1 種袋と骨壷
2.1.2 人類の起源
2.1.3 生活条件
2.1.4 人口規模とその増加抑制
2.1.5 健康と病気
2.2 農耕時代
2.2.1 農耕の起源
2.2.2 健康と病気
2.2.3 人口増加
2.3 工業時代
2.3.1 現代の人工増加
2.3.2 健康の変容
2.3.3 出産の制限
2.3.4 健康改善の代償：非伝染性疾患
3. 病気の起源
3.1 序 論
3.2 出生前の病気
3.2.1 受胎時に発生する異常：遺伝病
3.2.2 受胎後に発生する異常
3.2.3 結 論
3.3 貧しさ病
3.3.1 欠乏や危害による病気
3.3.2 第三世界
3.3.3 先進工業国
3.3.4 貧困と健康
3.4 豊かさ病
3.4.1 不適応と危害による病気
3.4.2 人間集団の遺伝的安定性
3.4.3 生活条件の変化
3.4.4 非伝染性疾患が新しい病気である根拠
3.4.5 不適応と豊かさ
4. 病気の制御
4.1 序 論
4.2 出生前の病気
4.2.1 受胎時に成立する病気
4.2.2 受胎後に発生する病気
4.2.3 結 論
4.3 貧しさ病
4.3.1 第三世界
4.3.2 工業国家における貧困
4.3.3 感染症の将来像
4.4 豊かさ病
4.4.1 生活習慣の影響
4.4.2 環境上の危害
4.4.3 非伝染性疾患の将来
4.5 結 論
5. 訳者あとがき
6. 索 引
目次
第１部 病気の歴史（狩猟・採集時代；農耕時代；工業時代）
第２部 病気の起源（出生前の病気；貧しさ病；豊かさ病）
第３部 病気の制御（出生前の病気；貧しさ病；豊かさ病）
