内容説明
本書の前半では２つの公理の導入から、それらによる設計の定量的評価の方法を解説し、良い設計とは何かを探求する。後半では機械、生産システムから国家的な組織に至るまで様々な設計のケーススタディをあげ、設計公理の有用性を立証している。また最後に、設計公理とコンピュータを組み合わせた「設計思考機械」の概念を述べ、その可能性を解説している。
目次
設計と設計プロセス
設計の公理と系
独立公理とその意味
情報公理とその意味
生産に関連したケーススタディ―製品、生産プロセス、知能化マシンの設計
ケーススタディ―製品の設計
情報量に関するケーススタディ
ケーススタディ―組織と生産システムの設計
設計公理の数学的表現とコンピュータ公理システム
