出版社内容情報
1入力1出力の線形時間システムのフィードバック制御を2自由度制御系やスミスのむだ時間も含めて解説。好評の旧版を一新。〔内容〕ラプラス変換/伝達関数/過渡応答と安定性/周波数応答/フィードバック制御系の特性・設計
内容説明
本書は大学理工系専門課程における自動制御、制御工学の入門的教科書として書かれたものである。考察する対象を1入力1出力の線形連続時間システムに限定して、フィードバック制御の基礎を詳しくかつできるだけわかりやすく解説する。またやや高度な内容であっても、最近の制御理論の論文を読む上で参考になると思われる古典制御からの話題はなるべき取り入れるように配慮しているので、本書は技術者諸氏をはじめとしてすでに一通り自動制御の学習をすまされた方々の参考書としても十分に役立つものである。
目次
ラプラス変換
システムモデルと伝達関数
過渡応答と安定性
周波数応答
フィードバック制御系の安定性
フィードバック制御系の特性
フィードバック制御系の設計(特性補償法;解析的方法)
著者等紹介
片山徹[カタヤマトオル]
1942年岡山県に生まれる。1964年京都大学工学部数理工学科卒業。現在、京都大学大学院情報学研究科・教授。工学博士
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