出版社内容情報
環境あっての生物であり,生物あっての環境であることを重点に,多彩な生物の生活の実態を解説した。〔内容〕環境論/生物の生活と環境への適応/生物相互のかかわりあい/種と群集の生活/生物の分布/生態系の成り立ちと人間のかかわり
【目次】
1. 環境論―生物にとって環境とは何か―
1.1 環境の概念と定義
1.2 環境の分析と測定理念
2. 生物の生活と環境への適応
2.1 植物の生活の環境
2.2 個体のふるまいと動物の社会
2.3 植物形態の適応放散と適応収斂
3. 生物の相互作用―生物はおたがいにどのようにかかわっているか―
3.1 植物の相互作用
3.2 動物の相互作用
3.3 植物と動物との相互作用
4. 種と群集の生活
4.1 植物群集の中での種の生活―ニッチの視座から―
4.2 群集における種問関係―底生動物を中心に―
4.3 群集の動態―遷移―
5. 生物の分布
5.1 2つの生物地理学
5.2 島の生物地理学
6. 生態系の成り立つと人間のかかわり
6.1 生態系の構造と機能
6.2 人間と自然のつながり
7. 索 引
【編集者】
石 原 勝 敏, 太 田 次 郎
黒 岩 澄 雄, 清 水 碩
高 橋 景 一, 三 浦 謹一郎
【著者】
安 部 琢 哉, 角 野 康 郎
黒 岩 澄 雄, 小 池 文 人
佐 藤 利 幸, 柴 田 治
清 水 善 和, 鈴 木 英 治
玉 置 昭 夫, 田 端 英 雄
藤 田 昇, 三 島 次 郎
湯 本 貴 和
内容説明
生物と環境との関係は、進化から環境問題までを抱含する広範囲のものである。本書では、「生物は環境にどのようにかかわっているか、そして環境は生物にどのようにかかわっているか」、つまり「環境あっての生物であり、生物あっての環境である」に重点を置いて、現在地球上で演じられている多彩な生物の生活の実態を、進化、環境問題などとの関連にも触れながら述べることにした。
目次
1 環境論―生物にとって環境とは何か
2 生物の生活と環境への適応
3 生物の相互作用―生物はおたがいにどのようにかかわっているか
4 種と群集の生活
5 生物の分布
6 生態系の成り立ちと人間のかかわり