出版社内容情報
生物学，生化学，分子生物学，バイオテクノロジーとバイオサイエンス（生命科学）は広い領域に渡る。本書は，研究者，教育者，学生だけでなく，広く関心のある人々を対象とし，用語の定義を主体とした辞典でなく，生命現象や事象などについて具体的解説を通して，生命科学を横断的にながめ，理解を図る企画である。〔内容〕生体の成り立ち／生体物質と代謝／動物体の調節／動物の行動／植物の生理／生殖と発生／遺伝／生物の起源と進化／生態／ヒトの生物学／バイオテクノロジー
内容説明
「バイオの時代」を反映して、ライフサイエンスやバイオサイエンスの用語を解説した辞典類は、すでにほとんど刊行されている。しかし、それらのほとんどは、個々の用語の解説を中心とした小項目主義を採用している。そのため、ある分野についてまとまった知識を得ようとしたり、新しく関心をもって学ぼうとする人には、必ずしも適しているとはいえない。そこで、それらの人々の要求を満たし、さらに最新の知識を得られるように、大項目のもとにまとめたのが本事典である。
目次
生体の成り立ち
生体物質と代謝
動物体の調節
動物の行動
植物の生理
生殖と発生
遺伝
生物の起原と進化
生態
ヒトの生物学
バイオテクノロジー
著者等紹介
太田次郎［オオタジロウ］
１９２５年横浜市に生まれる。１９４８年東京大学理学部卒業。お茶の水女子大学教授・学長を経て、現在、江戸川大学学長。お茶の水女子大学名誉教授。理学博士
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