目次
1 結晶の構造、X線構造解析
2 エネルギーバンド、光電子分光
3 格子振動、中性子非弾性散乱
4 固体中の電子物性、走査トンネル分光
5 磁性、SQUID
6 光と物質の相互作用、レーザー
7 電子電子相互作用、共鳴X線散乱
8 電子格子相互作用、ラマン分光、超伝導
9 物質中を流れる電子、スピントロニクス
著者等紹介
齋藤理一郎[サイトウリイチロウ]
1958年東京都に生まれる。1985年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。現在、東北大学大学院理学研究科教授。理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たかぶる
0
tea timeがよい。
Haruki
0
物性の基本的な現象をコンパクトに数式を見せながら理解していく。式展開はかなり省略しているが、式が意味するところは、図説もあり読んでいくとおよそはわかる。バンド構造、自由電子、フェルミエネルギー、磁性、レーザー現象、ドルーデモデル、電子電子相互作用、電子格子相互作用、超電導、電子輸送、弾性散乱、非弾性散乱、局在効果、スピン流、などが紹介される。物性理論で扱われるものの基本的なものの雰囲気は理解できるので、数式の補強はもう少し詳しい本で補足していく形になるだろう。2021/08/22