カオス全書<br> カオス農学入門

カオス全書
カオス農学入門

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  • サイズ A5判/ページ数 121p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784254126754
  • NDC分類 610.19
  • Cコード C3341

出版社内容情報

農学はカオスの「宝庫」である。本書は農学の各分野で現れるカオスについて,豊富な具体例を用いて解説する。〔内容〕カオス概説/離散数学系/連続力学系/耕地の植物群落/生態力学系のモデリング/子豚価格の変動/耕地のフラクタル/他

【目次】
1. カオス概説
 1.1 決定論と力学系
 1.2 決定論的カオス
 1.3 分岐図とファイゲンバウムの普遍定数
2. 離散力学系のカオス
 2.1 1次元離散力学系
 2.2 2次元離散力学系
3. 連続力学系のカオス
 3.1 ローレンツ系のカオス
 3.2 Duffing方程式のカオス
4. 耕地の植物群落のカオス
 4.1 雑草群落のカオス
 4.2 草地群落のカオス
5. RSMによる生態力学系のモデリング
 5.1 Hassellの解析
 5.2 時間遅れの密度効果を考慮したRSM解析
 5.3 ドングリの豊凶変動データへの応用
6. 農作業と耕地生態系のダイナミクス
 6.1 農作業を考慮に入れた雑草群落生活史モデル
 6.2 密度依存性を考慮したモデル
7. 農用機械振動のカオス時系列解析
 7.1 農業用トラクタと振動式サブソイラ
 7.2 実験装置
 7.3 時系列データからの位相軌道の再構成
 7.4 周期振動とカオス振動
 7.5 駆動周波数を制御パラメータとしたときの分岐構造
8. 子豚価格変動のカオス時系列解析
 8.1 豚サイクルの理論
 8.2 国内における豚肉生産動向と生産形態
 8.3 子豚価格変動のカオス解析
9. シラカンバの細胞膨圧変動のダイナミクス
 9.1 樹木の物質生産と成長
 9.2 実験システム
 9.3 時系列データのスペクトル解析
 9.4 時系列データのモデリング
 9.5 解析結果
 9.6 気孔開閉の力学系モデルとホップ分岐
10. 耕地のフラクタル
 10.1 作物根系のフラクタル
 10.2 土壌孔隙のフラクタル
 10.3 土壌浸食網のフラクタル
 10.4 ほ場面凹凸のフラクタル
11. 付 録
 11.1 ルンゲ-クッタ法による常微分方程式の数値解法
 11.2 ニューラルネットワーク概説
12. 引用文献
13. 索 引

目次

1 カオス概説
2 離散力学系のカオス
3 連続力学系のカオス
4 耕地の植物群落のカオス
5 RSMによる生態力学系のモデリング
6 農作業と耕地生態系のダイナミクス
7 農用機械振動のカオス時系列解析
8 子豚価格変動のカオス時系列解析
9 シラカンバの細胞膨圧変動のダイナミクス
10 耕地のフラクタル

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ryuji Koyasu

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農学はカオスの宝庫である。様々な現象に対して、ポアンカレ断面を描いたり、分岐図を描いたりしてカオス判定等を行なっていた。非常に有効な手法であり、トラクタや作業機の振動分析をしたり、時系列データを分析してみたり、とにかく研究に活かせそう。カオスを勉強するきっかけとなった。

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