出版社内容情報
計算機に関する数学の基礎から先端領域まですべてを,やさしくかつ完全に解説。〔内容〕数の表し方/機械語/論理回路/コンピュータの模型/素因子分解と暗号/多項式の素因子分解/符号理論/グレブナー基底/平方剰余の相互法則/他。
内容説明
本書では、コンピュータがどのように計算するか、どのように判断するかという原理を具体的に述べ、暗号のために必要な大きな自然数の素因子分解や、数式処理のときに必要な多項式の素因子分解、およびネットワークのときに必要なコード理論の数学的原理を書いている。コンピュータと数学の接点として大切なグレブナー基底について基本的な部分にも触れた。
目次
第1章 数の表し方
第2章 機械語
第3章 論理回路
第4章 コンピュータの模型
第5章 素因子分解と暗号
第6章 多項式の素因子分解
第7章 符号理論
第8章 グレブナー基底