目次
第1部 集合(歴史と概要;集合論の展開;集合論の広がり)
第2部 位相(歴史と概要;位相空間論の展開;位相空間論の広がり)
第3部 測度(歴史と概要;測度論の展開;測度論の広がり)
著者等紹介
志賀浩二[シガコウジ]
1930年新潟市に生まれる。1955年東京大学大学院数物系数学科修士課程修了。東京工業大学名誉教授、理学博士。第1回日本数学会出版賞受賞(2005年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まつど@理工
6
デコボコさんオススメの本。わりと丁寧に書かれているが、同じく志賀さんの30講シリーズと合わせて読むと楽かな。2013/10/07
Z
4
この本は、ちょっとアバウトすぎかなと、思う。が、集合と位相をまとめる本はよくあるが、測度もまとめて語る本はあまりないので、その意味では貴重な本。何より、この著者に出会えたことが幸せだった。数学を勉強するのに、専門書未満、高校以上の架け橋があまりないが、この著者はその架け橋を作ろうとしている人。この人の著作をいろいろ読んでみたい。2015/09/30
葉
0
基本事項からのジャンプが激しかった。測度から難しくなったイメージがある。非凸性について学びたかったのだが、そこまで手が回らなかった。基本測度論的なものを読んでから本書を読むことを経験からおすすめする。2013/11/08