目次
地球と人類を救う東方思想と文明
1 文明史の視点(文明の転換と自然観の変貌;母なる大地と文明の再生;森のコスモロジー―宮沢賢治と森の思想)
2 近代性の批判(適応という名の神話;崩壊する近代科学の神話;物、魂との新しい深層心理学的関係;デカルト哲学の問題性;まなざしの行方―権力テクノロジーの近代)
3 新しい地平―さまざまな試論(アニミズムの世界―無数のカミ・無数の主語・無数の中心;感覚の技法―メディアと身体;山の位相―魔所とアジールのはざまに;身体としての聖地;「飢餓」について―2つの立場;文明の縄文化・文明のヘレニズム化が人類を救う)
著者等紹介
梅原猛[ウメハラタケシ]
1925年宮城県に生まれる。1948年京都大学文学部卒業。現在、国際日本文化研究センター顧問。文化功労者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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