目次
森と文明
東西の森林観
1 森林の荒廃と文明の盛衰(地中海文明の興亡と森林破壊;中国大陸の森林破壊と木槨墓造営;イースター島巨石文化の衰亡と森林破壊―そして、モアイは歩かなくなった;イギリスの森林破壊;大英帝国の森と民;北アメリカの開拓と森林破壊)
2 森の日本文化(旧石器時代の森;縄文文化を支えた森;稲作文化を支えた森;あおによし奈良の都;南海の森の楽園とその変遷)
3 みなおすべき日本の里山(変貌する里山;里山の保全;変貌する森林観)
著者等紹介
安田喜憲[ヤスダヨシノリ]
1946年三重県に生まれる。1972年東北大学大学院理学研究科博士課程退学。現在、国際日本文化研究センター教授。理学博士
菅原聰[スガハラサトシ]
1931年滋賀県に生まれる。1958年京都大学大学院農学研究科博士課程修了。現在、信州大学農学部森林科学科教授。農学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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