出版社内容情報
近代以降の環境問題と現代の地球環境問題の実態を具体的に論じることによって未来を見通し，危機的状況のなかで人類生存のために採るべき道を模索する。〔内容〕近代文明と環境／現代文明と環境／地球環境の危機と人類の生存／他
【目次】
1. 総論 地球環境の危機
1.1 人類活動の拡大
1.2 地球温暖化の恐怖
1.3 オゾン層破壊パニック
1.4 全地球に広がる環境破壊
1.5 文明と環境倫理
2. 近代文明と環境
2.1 近代文明と環境破壊
2.2 日本農村環境の変化
2.3 技術革新と環境汚染
3. 現代文明と環境
3.1 日本と公害時代
3.2 人口爆発
3.3 石油に浮かぶ文明
3.4 コラム：水俣病
3.5 コラム：酸性雨
4. 地球環境の危機と人類の生存
4.1 有機塩素化合物による海洋汚染
4.2 都市化する地球と新しいアプローチ
4.3 環境保護運動の成立と発展
4.4 スラム化する都市
4.5 環境破壊はいかにして起こり，今何をなすべきか
4.6 コラム：ラムサール条約
5. あとがき
6. 索 引
【総編集者】
伊 東 俊太郎， 梅 原 猛
安 田 喜 憲
【編集者】
石 弘 之， 沼 田 眞
【著者】
岩 田 久 人， 石 弘 之
宇 井 純， 梅 原 猛
小 川 眞里子， 河 宮 信 郎
河 野 稠 果， 立 川 涼
中 村 玲 子， 沼 田 眞
藤 田 慎 一， 守 山 弘
湯 浅 赳 男
内容説明
２０世紀末の人類は自然との共存にゆきづまった。地球環境問題は文明の問題でもある。この地球と文明の危機をのりきるために、本講座は自然科学、人文科学、社会科学の第一線の研究者の英知を結集し、自然と人間の共存を考える新しい視点を追求する。
目次
総論 地球環境の危機
１ 近代文明と環境破壊
２ 日本農村環境の変化
３ 技術革新と環境汚染
４ 日本と公害時代
５ 人口爆発
６ 石油に浮かぶ文明
７ 有機塩素化合物による海洋汚染
８ 都市化する地球と新しいアプローチ
９ 環境保護運動の成立と発展
１０ スラム化する都市
１１ 環境破壊はいかにして起こり、今何をなすべきか
