内容説明
ＴＯＥＦＬ ｉＢＴ満点、二つの博士号（数学、英語教育学）を持つ著者が教える、経験と科学に基づいた「大人の英語学習法」。
目次
第１部 英語運用力の本質と学習戦略（知識の二重螺旋―宣言的知識と手続き的知識；流暢さと自動性；流暢さ養成の４要素 ほか）
第２部 結果を出した学習法（大人の英語学習―「かくしき」を重んじる；語彙の強化；聞く ほか）
第３部 言語の進化と脳科学から見た「話す・聞く」の優位性（ヒトとことば―言語の起源・進化；なぜスピーキングか？；話し言葉の優位性 ほか）
著者等紹介
青谷正妥［アオタニマサヤス］
１９５４年大阪市生まれ。京都大学理学部卒（化学）。理学博士（数学：カリフォルニア大学バークレー校Ｐｈ．Ｄ．）。教育学博士（英語教育・第二言語習得：テンプル大学Ｅｄ．Ｄ．）。ＴＯＥＦＬ ｉＢＴ１２０点、ＴＯＥＦＬ ＣＢＴ３００点、ＴＯＥＩＣ９９０点（すべて満点）、英語検定１級。現在、京都大学国際交流推進機構准教授。京都大学大学院在学中に渡米し、２０年間渡米。プリンストン大学、カリフォルニア大学、ＭＩＴを含む４短大・１１大学で化学・数学・物理学・統計学・第二言語習得などを教える（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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905
3
「おわりに」にある「あきらめと投げ出しの連続の空虚な負け犬人生を無為に送りますか？達成と向上の充実した人生を存分に生きますか？人類の底辺でうごめく底生生物になりますか、人類の頂点に君臨しますか？」という圧倒的な覚悟を問う言葉が刺さる。第Ⅱ部の具体的なスピーキング練習法を参考に、愚直にやってやろうと思う。著者のモットーでもある「口から血を吐くほどの努力」で。2015/12/10
羊の羽根
1
英語の運用力を高めるための方法を、第二言語研究者でありTOEFL満点の著者が記した本。主観的な判断を避けて、脳科学や統計学に基づく論文を引用しているため、信用できる。特徴的だなと思ったのは、技能的知識（この本では手続き的知識）を訓練する必要性を説いていること。流暢さ、処理能力の向上のためには、リスニングは95%以上の単語が理解できる文である必要があるとのこと。また、アウトプットは圧倒的にスピーキング重視。このために15/45秒スピーチのトピックを提供している。流暢さのトレーニングは意識的にやろう。2021/04/18
キューネン
1
理論が丁寧に書いてあるから自己流を考えやすい。「英語の４技能のうち、圧倒的に『話す』が重要で、続いて『聞く』『読む』が同レベル、最後が『書く』」というのはなるほどと思った。その一方で、マジで友達いない人向けの勉強法だと思った笑 リスニング、リーディングはさておき、スピーキングとライティングが一人で学習すること前提で議論されてるのがおかしすぎる。ネイティブと話すとか、添削してもらうとか、そういう発想がほとんど無く、それをちゃんとやったらこの人よりもっと早く正確に学べるのでは？と思った。 2019/09/18
デコボコ
1
リスニング教材：http://learningenglish.voanews.com http://gandalf.ddo.jp http://www.voanews.com スピーキング教材：http://kyoto-academeia.sakura.ne.jp/blog/?p=35212016/10/28
YNR
0
英語学習は一朝一夕にはいかない。スピーキングに重点をおき、流暢さを鍛える。時間も要するし、年月もかかる。外国語学習という観点から、多くの文献に基いており、ためになった。2017/06/07
