出版社内容情報
SFミステリーの天才・星新一の名作をコミック化!! あなたを未来の世界にいざなう11のショートショート。
●収録作品・作画者●
「空への門」 鬼頭莫宏
「ボッコちゃん」 JUN
「冬の蝶」 阿部潤
「宿命」 川口まどか
「午後の恐竜」 白井裕子
「処刑」 阿部潤
「天使考」 木々
「夜の事件」 小田ひで次
「生活維持省」 志村貴子
「ゆきとどいた生活」 鈴木志保
「箱」 小田ひで次
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
139
この本は先日読んだ星さんのコミック4冊の中から選択したものが収められています。やはりコミックと文章で読むのは若干印象が異なり、私の好みはこの中では「午後の恐竜」と「箱」が印象に残りました。2017/01/20
陽@宇宙望遠鏡⭐︎星と宇宙
21
何度目の再読だろう。やっぱり「空への門」夢への道は、少し形を変えたとしても想いは変わらない。道は開ける。信じたものに開かれる。さぁ、ドアを開けよう。諦めてはいけないよ。一緒に行こう。2017/03/14
陽@宇宙望遠鏡⭐︎星と宇宙
9
再読。「空への門」希望へと続く道。2015/03/07
飴
8
星さんのSSのコミカライズ本。アンソロジーなのね。読む人(ここでは作画者のこと)によって受け取り方が違うということがよくわかる企画。作画者が原作のどこに焦点を当てているのか自分と比べて考えてみると面白い。どの話も星さんの淡々とした文体のイメージをよく表していたと思う。でも正直やっぱり小説で読む方が好きだと思ってしまった。2013/03/10
neimu
8
心臓に欠陥があっても、人を選ばず宇宙に行ける宇宙船・・・。体調不良でブログ更新もままならず、仕事も滞っているので、思わず最初から涙腺が・・・。星新一にどっぷり浸かって半世紀近く経つんだなあ・・・としみじみ。漫画で読んでも面白い。でも、絵柄が好きになれないとちょっとしんどいかな。視覚化されると他人の解釈がよくわかっていいとは思うけれどね。2012/11/17