内容説明
くまさんとしろくまさんが、パンやをはじめました。ある日、お客さんにいちばんのおすすめをきかれたくまたちは、自分のパンこそいちばんとゆずらず、お店はお休みになってしまいました。そこへ、王様のかばがやってきて「まかせなさい」というのですが…。ほわっとあまくて、ぴりっとからい、おいしいパンみたいな物語絵本です。
著者等紹介
西村敏雄[ニシムラトシオ]
1964年、愛知県生まれ。インテリアとテキスタイルのデザイナーとして活動後、絵本の創作をはじめる。『バルバルさん』(福音館書店)で絵本デビュー。おもな作品に『うんこ!』(第3回MOE絵本屋さん大賞受賞/文渓堂)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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匠
119
一緒に住んでる二人のくまさんが、それぞれ得意のパンを作っていてケンカして、というシンプルなお話たが、西村さんの絵がものすごく好きで大切にしたくなった絵本。仲良く力を合わせれば新たなものが生み出せる。それはかけがえのないもの、ということを幼稚園の年少くらいの子からわかりやすいように描かれていた。この後のふたりとか本に描かれてないさまざまなことを想像するのも、なかなか楽しい♪2013/12/30
nakanaka
71
くまさんと白くまさんが営むパン屋さんの話。それぞれの得意なパンの種類が異なるため、どのパンが店のオススメかを巡って対立することに。そのため店は休業することになってしまいます。それでも最後は王様の登場によって一件落着するほのぼのとした作品でした。この作家さんはゆったりとした雰囲気の世界観が特徴ですね。2018/04/13
ゆのん
55
仲良しのクマとしろくまがパン屋をオープン。あんぱんかカレーパンかでケンカになる。絵も好きな感じでお話しも可愛い。2018/12/14
山田太郎
46
パンも動物な好きな娘は楽しんで読んでました。2015/06/29
mntmt
32
西村敏雄の絵本にハマりまくり…。あー、パンが食べたい!2017/04/12