出版社内容情報
オムくんは学校のトイレがきらいです。上級生やいじわるな人もくるのであとまわしにされ、休み時間にいけません。とうとうがまんできなくなって…。寺村輝夫の名作を和歌山静子が新たに描き下ろした改訂新版。＼（幼児から）,
内容説明
学校のトイレがきらいなオムくん、ひとりでいけるかな…寺村輝夫の名作を和歌山静子が新たに描き下ろし復刊。
著者等紹介
寺村輝夫［テラムラテルオ］
１９２８年、東京に生まれる。早稲田大学卒業。文京学院大学名誉教授。毎日出版文化賞、国際アンデルセン国内賞、講談社出版文化賞絵本賞、巌谷小波文芸賞を受賞
和歌山静子［ワカヤマシズコ］
１９４０年、京都府に生まれる。武蔵野美術大学デザイン科卒業。日本児童出版美術家連盟会員。絵本、挿絵など広く活躍。寺村氏との作品に『あいうえおうさま』（絵本にっぽん賞）「ぼくは王さまシリーズ」『おおきなちいさいぞう』（講談社出版文化賞）などがある
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
39
読み聞かせ（115）子どもリクエスト。トイレに行くのって、勇気がいるもんなんですね。2015/09/10
chiaki
33
新１年生への読み聞かせに提供。学校生活に慣れない１年生にとって、トイレがひとつの不安材料になってる子は多い。トイレの雰囲気が怖かったり、短くて忙しい休み時間に行くタイミングを逃して、なかなか授業中に言い出せなかったり…その理由はいろいろ。恥ずかしがらずにオムくんのように言ってみようと、この１冊から勇気をもらってほしいな。トイレに行くのも怖くないよ♪2020/05/30
かおりんご
33
読み聞かせ（75）一年生は、授業中や学校でトイレにいくのに抵抗がありそうだしね。４月の早い段階で読むのがいいのかも？いろんな動物が出てくるのが楽しかったようです。2016/06/07
k sato
31
作者・寺村輝夫氏の発想力はぶっ飛びー(´▽｀)児童向け短編集。授業中に手をあげてトイレに行くオムくんの気持ちに寄り添います。お腹が最弱だった私もトイレ賊でした。オムくんのトイレ仲間は動物！寺村氏の想像力は豊かです。他の収載作品は・・・次々と動物を飲み込んで最後に吐き出すと動物園が完成した話。ライオンの枕から本物のライオンが出てきて翻弄される児童二人。ぬいぐるみの尻尾を巡って廃品を身体に付け動物になりきる児童。想像は誰にも邪魔されない究極の遊び。だから「とんでもない」話はみんなを楽しませてくれるのですね。2023/12/18
たまきら
31
いちねんせいアルアルかと思ったら、オタマさんもクラスのみんなもトイレは全然こわくないんだって。時代は変化しましたねえ。オタマさんは学校のトイレが大好き。一年生が独り占めしているトイレを朝使うんだそうです。授業中出ないことを願う。2018/06/21
