出版社内容情報
2015年に開催されたラグビーの世界大会を覚えていますか? 格上の相手を破った日本代表の大活躍に感動した人も多いのでは? あの感動を再び、しかも日本で見ることか出来ます! ラグビーを愛する人にはもちろん、ルールを知らない人にも、経験がない人にも、ぜひおくりたい、ラグビーの魅力がわかるスポーツ・ノンフィクション。
村上晃一[ムラカミコウイチ]
著・文・その他
内容説明
2019年、日本で世界一が決まる!名選手、女性、小学生、コーチ、みんなラグビーに出会って成長した。読めば勇気がわいてくる。いっしょにラグビーを楽しもう!
目次
第1章 キャプテン
第2章 品位
第3章 情熱
第4章 結束
第5章 規律
第6章 尊重
著者等紹介
村上晃一[ムラカミコウイチ]
ラグビージャーナリスト。京都市出身。現役時代のポジションは、センター、フルバック。86年度西日本学生代表として東西対抗に出場。元「ラグビーマガジン」(ベースボール・マガジン社)編集長。現在はフリーランスの編集者、記者として活動。「ラグビーマガジン」「ナンバー」(文藝春秋)J SPORTSのWEBサイトなどにラグビーについて寄稿するほか、J SPORTSのラグビー解説、ワールドカップでの現地コメンテーターなど、さまざまな場でラグビーの魅力を伝えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
keith
16
ラグビーの素晴らしさを伝える児童書です。どんなスポーツもそうですが、大事なのは相手を尊敬することですね。ラグビーの試合をスタジアムやテレビで見ていて一番好きなのは、どんなに試合中にエキサイトしていても、ノーサイドの後に相手と笑顔で肩を抱き合っているシーンです。2018/12/23
順子
10
児童書だがラグビーの真髄に触れている。ラグビー好きにはもちろん、野蛮なスポーツと誤解している人たちに読んでほしい。2019/04/27
yujiru2001
8
「運動会で一等賞になれなかったときに、一等賞の人にちゃんと拍手をできることが重要なのです。誰だって勝ちたい。でも、負けたときにどういう態度をとれるかということが人として大切です」2019/10/16
みい
7
子供から大人まで、そしてラグビーを好きな人はもちろん、ラグビーを知らない人にもよみやすくて、心動かされる1冊だと思う。2018年の最後にこの本にであえて感謝してる。2018/12/28
マカロニ マカロン
5
個人の感想です:B+。ちょうど今日(2019/9/28)ラグビーワールドカップで日本がアイルランドに勝利したが、それに並行して読んでいた。本書はラグビーに関心ある子ども向けの本だが、ラグビーをする人、見る人が大切にしている5つの言葉に関して書かれている。それは「ラグビー憲章」の品位、情熱、結束、規律、尊重の5つ。ルールの前にこの5つの精神が大切なことを強調している。日本が強豪チームに対して奇跡的勝利をしたからと言って無暗に騒ぐことなく、ノーサイドの精神で対戦相手のチームにも十分な敬意を表することが大切。2019/09/28