内容説明
「技をおぼえるのって楽しい!」庭には鉄棒。家の中にはトランポリン。遊ぶように練習を続けた少年は、やがて“兄”として、“主将”として、日本の体操をひっぱっていく。田中和仁の“美しい体操”は世界へ羽ばたく。その歩んできた体操の世界を、家族やチームの話とあわせて紹介。
目次
序章 体操界の“お兄ちゃん”、オリンピックへいく
第1章 なんで体操を始めたの?
第2章 小さいころはどんな子どもだったの?
第3章 体操クラブでは、どんな練習をするの?
第4章 あきらめないで体操を続けるには?
第5章 これまでで一番、くやしかったことは?
第6章 ロンドンオリンピックの思い出は?
終章 体操で楽しいことって?
著者等紹介
田中和仁[タナカカズヒト]
1985年、和歌山県に生まれる。小さい頃から父親の指導する和歌山オレンジ体操クラブで体操を学ぶ。和歌山県立和歌山北高等学校、日本大学を経て徳洲会体操クラブに所属。得意種目は平行棒。妹(理恵)、弟(佑典)も体操選手として活躍。2012年、日本体操史上初となる3きょうだいでロンドンオリンピック出場を果たした。主将を務めた同オリンピックでは、男子団体総合で銀メダルを獲得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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