目次
第1章 イルカがくらす南の海(イルカがいた;むれをつくってくらす ほか)
第2章 南の島の海の中(サンゴ礁の生き物;魚の巨大なむれ ほか)
第3章 イルカのくらし(ゆるやかにむすびついたグループ;メスをさがすオス ほか)
みてみよう・やってみよう(水族館でみてみよう;イルカの体をしらべよう ほか)
かがやくいのち図鑑(イルカのなかま(マイルカ科)
イルカのなかま(マイルカ科ほか))
著者等紹介
南俊夫[ミナミトシオ]
1970年生まれ。東海大学卒業。19歳でダイビングと写真をはじめる。卒業後、設計会社に就職するが5年後に退職し、小笠原父島へ移住。ダイビングガイドなどをしながら、クジラやイルカなど海の生き物の撮影をつづけてきた。作品はさまざまな雑誌、広告などに掲載される。2009年、アメリカのネイチャーズベストマガジンのフォトコンテスト入賞。国内外のダイビングガイドで結成される『ガイド会』会員
水口博也[ミナクチヒロヤ]
1953年、大阪市生まれ。京都大学理学部動物学科卒業後、本の編集をしながら世界の海でクジラやイルカの調査や撮影をおこなう。現在は、北極から南極まで各地の海で取材をおこない、数かずの写真集や読み物を発表しつづけている。1990年、講談社出版文化賞写真賞受賞。2001年、写真絵本『マッコウの歌』(小学館)で、日本絵本大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
83
真っ青な海の中を泳ぐ、美しいイルカが満載の写真絵本。ハコフグやナマコをボール代わりにして仲間と遊んだり、集団で狩りをして挟み撃ちにしたり、サルの毛繕いのようにお互いスキンシップをとったりと、社会的動物としてのイルカの姿がよくとらえられている。娘もページをめくるたびに歓声をあげていた。2015/03/15
ヒラP@ehon.gohon
2
先に読んだ水口博也さんの『マッコウの歌』が、マッコウクジラを主人公にした物語だったのに対して、こちらは科学の本です。 イルカの生態を中心に、イルカについての知識が凝縮された写真絵本です。 水族館のアイドルであるイルカについての知識が深まるとともに、アクアブルーの中でのびのびとしたイルカの姿に癒しさえ感じさせてくれました。 夏にお奨めの一冊です。2011/08/19