出版社内容情報
わたしの心に語りかけてくるのはだれ？ 人の心を読むことができる少女の心のかっとうをミステリアスなタッチで描く。
小学校高学年以上向き
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
八朔
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いい意味で小学生高学年向けの本という印象。1時間30分くらいで読み切れる。ああ、そうくる？っていうオチ。恋愛物といえばそんな感じもするし、友情物語といえばそんな感じもするし...とりあえずよくわからないなぁ〜ただ、友達がいないって設定がちょっと甘いかなと思った。なかなか女の子の話口調が古めかしくて好き。先生がいい味出しててよかった。2016/07/29
ココユキ
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タイトルだけ見て恋愛小説かと思っていたけれど、やっぱりそんな単純ではなかった。芝田さん特有の「世界を見つめる目」がこの作品にもきちんとあって、でも世界のいろいろを善悪では捉えない、という難しい心の立ち位置を、幸恵に上手に語らせていたと思う。「ふるさとは、夏」が大好きな長男に読ませようと思って借りてきたけれど、主人公の幸恵視点が大きいので（それでも普遍的なテーマはある）長男は未読。2013/09/25
