まんがで学習 おもしろ野鳥俳句50

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  • サイズ A5判/ページ数 127p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784251066084
  • NDC分類 K911
  • Cコード C8592

出版社内容情報

「見えかくれ居て花こぼす目白かな」(富安風生)などの50の野鳥俳句を、季節順に取り上げ、野鳥の生態を楽しいまんがと解説で紹介。

小学校中学年~高学年向き

内容説明

かつて野鳥を愛することは、かごのなかに入れて、めんどうをみることだと思われていました。今はちがいます。自然のなかでながめたり、観察したりすることが、本当に野鳥を愛することだと考えられるようになりました。本書は、そういう立場から、野鳥の俳句を五十句選び、その解釈や、野鳥に関する知識などをまとめてみました。

目次

春の野鳥俳句(出前来て初鶯を逃がしたり(神蔵器)
見うしないやすく雲雀を見まもりぬ(篠原梵)
巣籠れる妻の燕は巣にあふれ(前田普羅) ほか)
夏の野鳥俳句(得し虫を嘴にたのしも四十雀(大島三平)
見えかくれ居て花こぼす目白かな(富安風生)
谺して山ほととぎすほしいまま(杉田久女) ほか)
秋の野鳥俳句(照りかげり路地くる顔に朝の鵙(石川桂郎)
あれほどの椋鳥おさまりし一樹かな(松根東洋城)
ひよどりは写真とる間も鳴きつづけ(阪井渓仙) ほか)
冬の野鳥俳句(梟淋し人の如くに瞑る時(原石鼎)
白鳥のつぎつぎに着く身を反らし(鷹羽狩行)
鴨の陣ただきらきらとなることも(皆吉爽雨) ほか)
無季の野鳥俳句(山鴉春立つ空に乱れけり(内田百〓)
鳶の輪の上に鳶の輪冬に倦く(西東三鬼)
尾長来て枯谷に色よみがえり(村田脩) ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

つる

0
図書館の子供向けのコーナーにありましたが、俳句を勉強中の大人にも良い本です。歳時記を見ただけではわからない鳥の生態がわかります。どういう経緯でその季節の季語になったのか、などの解説も面白かったです。2021/08/26

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