出版社内容情報
「しゃみせん山」「足が目だらけ」「ばかされたたぬき」「目だま三つにはが二つ」「きつねあまさん」など9編を収める。
小学校低学年以上向き
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なにょう
13
【購読】1979年6月初版。2021年3月第94版。★化け物の話だけど、知恵と勇気を持つ若者が立ち向かって打ち倒す話が多い。のと、表紙からして傑作だ。二つ目の化け物がにっこりしてさ。怖い話だけど挿絵がいい。お話と絵の塩梅がちょうどいい。2021/09/18
みつばちい
11
長男が学校から借りてきて、寝る時に一話ずつ読んだ。怖がりの末っ子は最初は耳を塞いでいたが、何話かは一緒に聞けた。挿絵のおかげか、あまり怖くないので低学年にオススメ。一話目が一番さらりと怖いかも。2019/01/05
noko
6
お化けが大好きな、我が子のチョイス。お化けの短編が数話入っています。絵はそんなに怖く無いけれど、内容はたまに怖い物がありました。後味が悪いというか、勧善懲悪ではない話などもありました。さよ、いるかという話が、個人的には好きでした。嫉妬深い旦那さんが死んだ後も、しゃれこうべになっても、常に奥さんがそばにいるか確かめて、「さよ、いるか。」と、呼ぶお話。赤い化け猫の話は、我が子も怖そうでした。2021/11/27
Rabbit Teacher
5
この本を読むと夜寝れなくなりそう。2023/04/04
ルピナスさん
5
補習校バザーにて落書きありのボロボロ本で購入。ただただ懐かしく。子供達も大喜び。大きな活字で小学校低学年かそれ以下を読み手に想定しながら、幼い読者に媚びない怖さがあって、4歳の息子は「大丈夫、怖くないもん」と言いながら、ベッタリ私にくっついて聞き入っていました。2014/11/08