内容説明
どんなに国が乱れても、戦争があっても、けっして学問の道は消さない。日本を、自由で独立した市民の国にしたい。福沢諭吉はそう考え、海外から得た知識を人びとに伝えました。
目次
1 大坂からきた一家
2 長崎で「横文字」を学ぶ
3 緒方洪庵との出会い
4 若くて、悪くて、すごいこいつら
5 これからは英語だ!諭吉、江戸へ
6 咸臨丸で行く初めてのアメリカ
7 パリのサムライたち
8 攘夷の嵐
9 慶應義塾
10 天は人の上に人をつくらず
著者等紹介
芝田勝茂[シバタカツモ]
石川県出身。作品は、『サラシナ』『きみに会いたい』(ともにあかね書房)異世界ファンタジー『ドーム郡ものがたり』『虹への旅』『真実の種、うその種』(ともに小峰書店・日本児童文芸家協会賞)、『ふるさとは夏』(福音館・産経児童出版文化賞)、近未来SF『進化論』(講談社)など多岐にわたる。日本児童文芸家協会会員。日本ペンクラブ会員
山本祥子[ヤマモトサチコ]
神奈川県出身。多摩美術大学染織科卒業。時代小説を得意とし、雑誌、書籍を中心にいろいろな分野で活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。