内容説明
大妖怪を追って、未来から来た蒼太、お夏、信助。蒼太と信助が伊勢神宮に納めるお札を、スリにすられて大ショック!迷路のような町で犯人を見つけ、お夏と再会することができるのか…!?妖怪だらけのアドベンチャー・ストーリー。
著者等紹介
三田村信行[ミタムラノブユキ]
1939年東京都に生まれる。早稲田大学文学部卒業。幼年童話から大長編まで幅広く活躍している。『風の陰陽師』(ポプラ社)で巌谷小波文芸賞、日本児童文学者協会賞を受賞
十々夜[トトヤ]
富山県に生まれる。大阪美術専門学校卒業。ウェブ用のイラストからゲームのキャラクター、児童書の挿画まで様々な分野で活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぷーきん
6
11歳から。H26夏休み埼玉すいせん図書。妖怪たちをたばねる山ン本五郎左衛門を追って、江戸から京への東海道の珍道中。今作は、ちょっと脇道、伊勢街道に入ります。主人公たちはタイムスリップしてきた未来人でSF要素もあり。江戸時代の史実もよく描かれているので歴史の勉強にもなるし、東海道を順を追って進んでいくので、地理や名所など紀行文の側面もあるという、大満足の作品でした。私的には“桑名の焼きはまぐり”を食べてたのが美味しそうで…偶然にも今月、お伊勢参りを計画していたので、行ったら絶対食べるんだぁ!2015/02/02
HNYYS
2
図書館本。いつもの妖怪たちは一休み。二手に別れた後のそれぞれのお話。博士はどうも胡散臭いけれど、好みの問題としておきます。三人一緒になったので、今後大きな展開が待ち受けていそうで楽しみです。2020/03/31
かおりん
0
二手に別れてしまった三人の、それぞれの冒険。 人を大切に思う優しい妖怪、人を食べようとする恐ろしい妖怪、等々。古典的とも言えるお伽噺が続く。 そしてまた一緒になった三人は、本筋である大妖怪を追う旅に戻って行く。 という事で、本筋クライマックス前の一休み的な一冊でした。2015/10/17
絵具巻
0
文京区立根津図書館で借りました。2021/01/23