出版社内容情報
小学5年生の春香は、クラス替え以来、友だちが作れないでいた。家では妹の愛香がお母さんを独占していて寂しい。そんなある日、森で小さなおばあさんを見かけた。色あざやかな装いが、春香には妖精のように感じられた。思い切って家を訪ねる春香に、妖精のおばあさんは、スープをふるまう。しかし、とてもまずいスープだった…。妖精と慕うおばあさんとの交流で、少女がコンプレックスを乗り越え、自分の居場所を見つけていく物語。
高森美由紀[タカモリミユキ]
著・文・その他
井田千秋[イダチアキ]
イラスト
内容説明
学校や家で居場所がないと感じている春香は、ある日、森で妖精のようなおばあさんを見かける。家をたずねた春香に、妖精のおばあさんはスープをふるまうが、とってもマズくて…。妖精との交流が、少女を強く変えていく!
著者等紹介
〓森美由紀[タカモリミユキ]
1980年、青森県生まれ。地元で勤務しながら創作活動に励む。2012年、「咲くんだまた」が、第15回ちゅうでん児童文学賞大賞を受賞し、『いっしょにアんべ!』(フレーベル館)と改題され、2014年に出版。翌年、第44回児童文芸新人賞を受賞する
井田千秋[イダチアキ]
イラストレーター、作家。部屋や雑貨、女の子をモチーフに作品を制作。都内を中心に作品展やイベントなどでも活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。