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あかね・ブックライブラリー
花ざかりの家の魔女

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  • サイズ A5判/ページ数 140p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784251041968
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8393

内容説明

「灰色の魔女?」目をまるくして、ミクは聞きかえした。お父さんはうなずいた。「うそやないで。オーバが、自分で言うたんや。『わたしは、クラスの子らに、灰色の魔女てよばれてる。』って。魔女は魔女でも、灰色やで。なんや、うすら寒そうやろ?」ミクは、花ざかりの家にひとり住む、魔女と言われたオーバの本心を見つめようとする。人との出会いと心の通いあいを描く。

著者等紹介

河原潤子[カワハラジュンコ]
1958年、京都市に生まれる。立命館大学卒業。校正業のかたわら、「ももたろう」同人として執筆を続ける。1997年、『蝶々、とんだ』で、講談社児童文学新人賞佳作入選。1999年、講談社より『蝶々、とんだ』を出版。その作品で、2000年、日本児童文芸家協会新人賞と日本児童文学者協会新人賞を受賞した。京都市在住

岡本順[オカモトジュン]
1962年、愛知県に生まれる。児童書のさし絵や絵本の仕事で活躍。神奈川県在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

だけど松本

2
もっとオーバとのやりとりの部分を膨らませればいいのにと思った。主人公がオーバを嫌いにならずに味方になると心を決めるには関りも出来事も薄くて不自然な感じが。2023/04/13

白頭巾

2
表紙や題名のイメージから、花の魔女のお話しかと思ったら、そうでもなく。子どもたちの友情や成長のお話でした。せっかく素敵な花ざかりの家が登場するのだから、もっとメインで鮮やかに描写してほしかった。また、「起承転」までが長すぎて、結末がものたりない感じがした。2011/06/15

けいねこ

0
気むずかしい老婦人との交流、ほろにがい恋。そして、さりげなく込められ反戦の想い。我らには語り継がなければならないことがあることを、静かに教えてくれる一冊です。2008/05/14

たまこ

0
読後感は、良い。 良い児童書を読んだな、という感じ。 岡本順さんのイラストが好きです。2021/05/29

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