あかね・新読み物シリーズ
ゆうびん受けのうさぎ

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  • サイズ A5判/ページ数 130p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784251041487
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8393

出版社内容情報

ひっこしたばかりの家で、夏子がるす番をしていると、ゆうびん受けに彫ってあったうさぎがとび出してきて、話しかけてきました! 孤独な夏子とうさぎとの心の交流を描く。

小学校中学年以上向き

内容説明

夏子は、ゆうびん受けを、心をこめてみがきました。ていねいにみがかれたゆうびん受けは、ぴかぴかになりました。「さあ、これでいいわ。あらためまして、うさぎさん、こんにちは。きょうから、よろしくね。」夏子がうさぎに声をかけると、太陽に反射して、ゆうびん受けのうさぎの目が、きらりと光りました。ひとりでるすばんをする夏子は、話すことができるようになったゆうびん受けのうさぎに、心をうちあけるのでした…。

著者等紹介

河俣規世佳[カワバタキヨカ]
三重県に生まれる。武庫川女子大学卒業後、三重県立高等学校・教諭として勤務。1998年に退職。1999年ごろから童話を書き始める。2000年「裏の世界の霊」が『ミステリーがいっぱい7』(偕成社)に収録される。2001年『おれんじ屋のきぬ子さん』で、第50回毎日児童小説コンクール最優秀賞を受賞。2002年第12回椋鳩十児童文学賞を受賞した。三重県在住

狩野富貴子[カリノフキコ]
1945年、高知県に生まれる。広告の仕事からイラストレーターに転じる。高知市在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

だいきち

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親の都合でアパートから中古住宅に引越しして、今度はローン返済のためにしゃにむに働いて子供をないがしろにし、挙句の果てに夫婦喧嘩勃発で離婚危機って…。2017/03/14

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少し切ないお話です。小さい頃読み、この本のように桜の花びらを食べようとしたのはいい思い出です。2012/03/30

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