出版社内容情報
夏休みに、宏平と修は、てんぐを調べに長野の戸隠山へ行った。そこで、「おれは飯綱三郎だ」と名のる不思議な少年に出会った。
小学校中学年以上向き
内容説明
宏平と修が出会った小てんぐ三郎の正体とは…。夏休みの、ドキドキするふしぎな体験を描く、ウキウキ、ワクワク!最後まで一気に読みたくなる本。
著者等紹介
広瀬寿子[ヒロセヒサコ]
神奈川に生まれ、京都に育つ。短歌誌「塔」同人として短歌を学んだ。1979年『小さなジュンのすてきな友だち』(あかね書房)で児童文芸新人賞。日本児童文芸家協会理事。千葉県在住
久住卓也[クスミタクヤ]
東京に生まれる。神田「美学校」で、岡田徳三氏に版画を学ぶ。マンガ誌『ガロ』に、「不思議な日曜日」でデビュー。イラストレーターとして、さし絵・絵本・コミックと幅広く活躍している。東京都在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
栗きんとん
2
久しぶりに読み返したけど、前より泣けた。この本に影響されて戸隠まで行ってみたけど、流行りのパワースポットになっていて、テーマパークのような人ごみに唖然とした。またいつか、ブームが去ったら、烏天狗が舞うような、奥社に続く杉並木を歩いてみたくなった。2012/09/27
Miyoko
0
感動するお話だった。ぜひ読んで欲しい。 2021/10/11
コロコロ
0
現代を生きる少年と、伝説の天狗。空想と現実がリアルに結び付く。天狗の壮大で圧倒的な力に耐え、立ち向かう少年の気迫に、手に汗をにぎる。そして、幼い息子を天狗に連れ去られたお婆さんが、天狗を諭し息子と再会できる場面は感動的である。 現代にも天狗が生きていると感じさせ、不思議な余韻が残るお話。2020/09/02
Zero
0
グイグイ物語に引き込まれた。最後は号泣!2019/01/20