出版社内容情報
暗号で書かれた依頼の手紙が届いた。解読するうちに、探偵団はとんでもない事件にまきこまれる。スパイ事件の真相とは…!?
小学校高学年以上向き
内容説明
暗号で書かれた依頼の手紙が届く。マガーク少年探偵団は、暗号を解くうちに、とんでもない事件にまきこまれてゆく。スパイ事件の真相とは?そして、犯人と行動をともにしている団員の命は…!?マガーク少年探偵団の活躍を見のがすな。
著者等紹介
ヒルディック,E.W.[ヒルディック,E.W.][Hildick,E.W.]
ヨークシャー州生まれ。教師などを経て作家となる。トム・ギャロン賞、アンデルセン賞を受賞。2001年死去
蕗沢忠枝[フキザワタダエ]
千葉県生まれ。大人向けミステリーから児童書まで、翻訳家として幅広く活躍。日本翻訳家協会の理事も務めた。「マガーク少年探偵団シリーズ」で日本翻訳出版文化賞を受賞。2001年死去
山口太一[ヤマグチタイチ]
福島県生まれ。新聞・雑誌などのまんがで人気を博す
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ワッピー
13
マガーク探偵団に届いた暗号の手紙。暗号解読は語り手ロカウェイの専門だが、みんなの必死の取り組みにはタジタジ。連絡先には、足を折って動けない自称元スパイのフィッチがいて、マガークたちに秘密のメッセージのやりとり代行を依頼。雪の中、彼らは秘密のメッセージが置かれている場所を示す暗号を解読してスパイ活動代行に欣喜雀躍。しかし疑問をいだいたマガークは、フィッチを欺いて警察に通報。フィッチが盗み出していたのは、会社の産業機密だった。会社からマガーク探偵団に思わぬ感謝の贈り物が。前を向いて走る少年たちの眩しいこと!2019/07/06
K・M
5
既に絶版となったシリーズ18巻のうち2003年に新装版として8作品が復刊その中のお気に入りエピソードを再読。今回はこれまで身近な事件(?)を扱っていた我らが『マガーク探偵団』にかなりの大物からオファーが舞い込んでくる。『雪の中のスパイ』というタイトルも情緒的、相変わらず謎解き要素も痛快で翻訳も挿絵もコミカルで読み易い。暗号解読を連発、本職のスパイ登場と明らかにこれまでとは一線を画したスリリングな展開は圧巻。新装版は全8巻のみとなるが未翻訳も含めた全24作品の復刊が久しく待望される英児童文学の隠れた良作だ。2022/01/30
まーたろ
1
もっと身近な事件を解決する方が好きなんだけど、やっぱものほんのヤマはドキドキするね。だけどお話自体は無理がある気がします。2015/03/03
藍兒堂
0
★★★★