出版社内容情報
木の上に隠された「注意せよ」の看板。それはマガーク少年探偵団を陥れるためのわなだった。どろぼう疑惑を晴らそうと探偵団は…!?
小学校高学年以上向き
内容説明
木の上で見つけた「注意せよ」の看板。それは、マガーク少年探偵団を陥れるための、巧妙なわなだった！探偵団にかかったどろぼう疑惑を晴らすことができるのか！？そして、真犯人とは…？マガーク少年探偵団の活躍を見のがすな。
著者等紹介
ヒルディック，Ｅ．Ｗ．［ヒルディック，Ｅ．Ｗ．］［Ｈｉｌｄｉｃｋ，Ｅ．Ｗ．］
ヨークシャー州生まれ。教師などを経て作家となる。トム・ギャロン賞、アンデルセン賞を受賞。２００１年死去
蕗沢忠枝［フキザワタダエ］
千葉県生まれ。大人向けミステリーから児童書まで、翻訳家として幅広く活躍。日本翻訳家協会の理事も務めた。「マガーク少年探偵団シリーズ」で日本翻訳出版文化賞を受賞。２００１年死去
山口太一［ヤマグチタイチ］
福島県生まれ。新聞・雑誌などのまんがで人気を博す
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
杏子
14
シリーズ7巻にして初めて面白いかも？と思えた。木の上にのぼって降りられなくなったネコを助けてあげたワンダに、卑劣な犯人の手が！！木の上にがらくた、誰がそこへあげた？推理と調査で犯人を当てたマガークと、人間コンピューターで当ててみせたブレインズ！！段々、本格的になっていくようで、後一冊のみになったのが少し残念。2021/01/04
ワッピー
14
木登り名人のワンダが大活躍。木の上に登ってしまったネコを助けたことから、木のうろに隠された変な宝物（にしては安っぽいぞ）が発見される。マガーク探偵団は謎解きに奔走。複数の現場にいることのできた人間をリストアップして地道に洗い出すブレインズ考案の人間コンピュータが活躍。折しも銀の壷が盗まれてうろに置かれ、木に登ったワンダを告発する手紙が警察に届く。何かと口実をつけて団員をこき使おうとするマガークも仲間の危機に奔走！人間コンピュータの計算とマガークの直感、どちらに軍配が？あの年頃の無限の活力は懐かしいなぁ。2019/07/06
K・M
4
ひょんな事から木の上に隠された品々を発見したワンダ。謎解きを開始するマガーク探偵団だがワンダ自身に突如疑惑が降りかかる－。全18作、新装版全8巻の7作目。シリーズが長期化し誘拐、強盗、スパイなど警察も巻き込む大事件の連続になるが、本作は初期の作品という事もありご近所レベルでの事件（？）でありマガーク探偵団らしい作品と呼べるのではないか。我らがヒロインワンダが窮地に陥るも個性的な団員たちがワイワイ騒ぎながらマガークの直感とブレインズの科学捜査で見事な一発逆転劇を披露する。時代を超越した海外児童文学の良作だ。2023/03/14
二条ママ
2
長女小2。図書館本。独り読み。2019/04/01
藍兒堂
0
★★★☆
