じぶんでじぶんをまもろう ひとりでがまんしないよ！―いじめにまけない

嶋崎 政男【監修】/すみもと ななみ【絵】

あかね書房（2006/02発売）

• サイズ A4判／ページ数 31p／高さ 27cm
• 商品コード 9784251040923
• NDC分類 K371
• Cコード C8337

出版社内容情報

友だちから突然無視されたら、見ぬふりをしてしまったら、いじめてしまったら…。いじめをやめさせ、自分を守る自信がわく絵本！

内容説明

悪いことをしていないのに、友だちからなかまはずれにされたら？友だちがいじめられているのに見て見ぬふりをしてしまったら？友だちをいじめてしまったら？だれもがそんな経験を持っていると思います。でも、いじめはぜったいにいけないことです。もし、いじめられても、自分を責めないで。友だち、家族、学校の先生など、まわりの人に話を聞いてもらったり、いじめに立ちむかうための練習をしたりしてみましょう。いじめに対する考え方や、いじめから“自分を守る方法”がわかる絵本です。

目次

友だちから、とつぜん、足をひっかけられたら？
なかよしグループから、なかまはずれにされたら？
友だちがいじめられているのに、しらんぷりをしちゃったら？
友だちをいじめたくなってしまったら？
いじめにまけないために、みんなで考えよう！
なにかあったら、ここにでんわして、そうだんしよう

著者等紹介

嶋崎政男［シマザキマサオ］
東京都立大学心理学科卒業後、東京都公立中学校教諭、都立教育研究所学校教育相談研究室指導主事、杉並区天沼中学校校長等を経て現在は東京都福生市教育委員会参事。日本学校教育相談学会事務局長なども務める

すみもとななみ［スミモトナナミ］
１９６３年横浜生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。広告代理店、プロダクションなどでグラフィックデザイナーとして勤務し、１９９４年にデザインオフィス「スパイス」を設立。後にイラストレーターへ転身。雑誌、書籍などエディトリアルを中心に活動中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[tellme0112]

「日本の学童ほいく７月号　子どものけんか」と合わせ読みしました。いじめは受ける前によんでおきたい・・・。一人っ子なので、今、学校や学童で経験値積んでます。「いじめ」ジャンルではないが、嫌な思いはしてくる。どう子ども同士でコミュニケーションをとり、克服していくか。家では苦労していない分、いたずらっ子な学友たちに揉まれております。どうやって「いやだ！」と伝えるか？試練…でも「学童は楽しい」といっています。「今日いいことがあったよ。謝ってもらえたよ♪」などの報告もあった。あの子もずっとモヤモヤしてたんだねー。

2014/06/22

[おはなし会 芽ぶっく]

平成24年度ブックトーク資料【テーマ　いのち】

2013/06/15

[みいなっちまあ]

図書館本。いじめに悩んで、夜な夜な泣きながら目を覚ます長女。親子共々悩んでいるときに、長女が自分でこの本を選んで、一生懸命本にかいてあることを試していました。効果があったことも、うまくいかなかった事もあったそうですが、今はお友達と一緒にニコニコ笑う長女がいます。長女が山を乗り越える手助けをしてくれたこの本に、感謝します。

2014/07/21

[doremi]

いじめを親子で考えられる。

2013/09/14

[図書子]

いじめられていると、自分を責めたり相手の事を考える余裕がなくなるけど、いじめる側や傍観の子がどうしてそうしてしまうのかも書かれていて、これを読んで気持ちが内向きになってしまうのを少しでも開けたらいいなと思った。 話をしようといって素直に聞いてくれるいじめっ子はまだ良い子な気がするけどね。話し合おうとしてもバカにしたように笑って聞いてくれないのを知ってると、こんなにうまくいくかって穿った見方をしてしまう。 周りの人にも頼って、解決していこうってことなのかもしれないけれど。

2020/08/22