内容説明
ぶたのとのさまは、おもちがだいすき。ゆかいなゆかいなおもちのえほん。
著者等紹介
わたなべゆういち[ワタナベユウイチ]
1943年旧満州に生まれる。武蔵野美術短期大学卒業後、子どもの本の世界に入る。『ねこざかな』(フレーベル館)で、1983年ボローニア国際児童図書展グラフィック賞を受賞。『はしれ、きたかぜ号』(童心社)で絵本にっぽん賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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秋製
25
イベント用の絵本。ぶたのお城は、お正月の準備に大忙しでした。おもちが大好きな殿様の命令で、家来達は大きなおもちを作りました。お腹が空いた殿様は、家来達にナイショでつまみ食いをしてしまいます。そして起こる騒動は面白かったです。 読み聞かせに向いている話だと思います。 2013/08/03
anne@灯れ松明の火
20
餅つきが出てくる手づくり絵本の参考に。話も、絵も、ユーモラスで楽しかった。お餅が大好きなブタの殿様。家来たちに大きなお餅をついてもらう。あんまり好きすぎて、つまみ食い(笑)したら、大変なことに……! お正月に読んであげたい絵本。2018/10/02
遠い日
14
ブタの殿様は食いしん坊のお餅好き。つきたてのおもちに我慢ができず、つまみ食い。焼かれてぶっ飛ぶお殿様に、にやり。妄想のようなおもち愛が詰まったお話。2015/09/18
ヒラP@ehon.gohon
13
お餅つきの楽しさと、つきたてののし餅の暖かさ、殿様の気持ちもわかりますね。 冷えるまで待てない殿様は、ついつい食べながらお餅のふとんで寝てしまいました。 ユーモアたっぷりのお話で、子どもたちにうけそうです。 読み聞かせを楽しみに、餅つき歌のふしを考えています。2018/01/11
いろ
12
お正月支度で餅つきする豚のお城,殿様が…ユーモアたっぷりのお話。正月の楽しいお餅つき絵本は少ないので,こういう ゆるい行事絵本は嬉しい。お殿様の食いしん坊ぶりが笑えるw 切れないほど固いお餅布団の中に!?とか,殿様入ってるのに餅焼く!とか,「それでいいの~!?」的ツッコミどころ満載だけど,5歳男児は案外,あまり違和感を感じてない様子。面白ければOKね^^「新年おめでとう」という殿様の顔は初日の出みたい♪ 元旦ムードで,めでたい気になる(^m^)゛焼いてる餅をよく見ると,ちょんまげが!鼻が! 笑顔で読めた。2014/01/17