出版社内容情報
ある夜、オオカミの三人組にゆうかいされたキツネのかぎやは、かいぞくのたから箱のかぎをあけろとおどされるが……。
小学校低学年以上向き
内容説明
「ちょっとこっちへきてもらおうか。」オオカミは、すばやく、キツネのせなかに、かたいものをおしつけました。ピストルのようです。キツネは、思わずどうぐばこをおとしそうになりました。キツネのかぎやが、事件にまきこまれた!命は、はたしてだいじょうぶなのか。
著者等紹介
三田村信行[ミタムラノブユキ]
1939年東京に生まれる。早稲田大学卒業。東京都在住
夏目尚吾[ナツメショウゴ]
1949年愛知県に生まれる。日本児童出版美術家連盟会員。現代童画会新人賞受賞。東京都在住
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さくら@絵本記録
6
【6歳1ヶ月】一人読み。『どろぼうが出てくる本が読みたい!』と言われ、ネット検索して見つけた本。こちらも《つぎなによむ?》に載っているらしく、知ってるよ!と嬉しそう。途中怖かったらしく『もう読むのやめる!!』と騒いでましたが、なんだかんだ読み切りました(笑)最後まで読むと感想は面白かった!に変わり、シリーズ他の作品もチェック。次に読みたい本をリクエストされました。2023/06/02
絵具巻
4
文京区立根津図書館で借りました。2017/04/03
lovemys
3
弟くん(小3)にあまり読み聞かせをしていなかったと反省し、この夏休みは読み聞かせを強化しています(笑)ということで、子ども大好き三田村さんの児童書。時々トラウマになるくらい怖い本もあるので、とりあえず、安定のシリーズから入りました。テンポの良いストーリーと、まさかの銃撃戦まで起きるハードボイルドな内容に、弟くんも夢中になっていましたよ。そして、可愛らしいけど、細かいところまでしっかりと描いている挿絵が気に入った様子。シリーズ読み進めて行きます!2019/07/24
matumoty
2
作家さん読み。小さいこども向けなのに、ハードボイルドなサスペンス!「わたしに開けられないかぎはありません」って、渡辺謙を思い出したよ!(ドラマ『鍵師』)鍵を開けてみたら、中には…のオチは、こども向け。シリーズ他のも読んでみます。2021/10/21
ayataki
2
小1娘の図書館本。ミステリー系が好みのようなので借りてみた。でも表紙とタイトルからまったく手に取る気になれなかったようで、返却ギリギリまで放置^^;読み聞かせをしてみたら、テンポよく話が進むので、思いのほか面白いぞと気づいた模様。最後のほうは嫌がらず一人読みしていたので、娘なりに楽しめたようで何よりです。このシリーズのほかの本も借りてみようかな!2019/03/11