出版社内容情報
まいごの外人の男の子のために、必死で家さがしをするひろしのおかしな冒険の一日。幼い少年の友情を描く。
小学校低学年以上向き
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Naomi
15
外国人っぽい子どもと初めて会ったひろしくん。言葉はわからないけれど、その子「ぺるらくん」のおうちを自分一人見つけてあげようという姿勢がかっこいい。無事、お家に送ることができて、おもちゃを交換して明日もあそぶ約束をした二人。「言葉がわからないのにどうやって約束できたのかって?さあねえ、きみならどうする?」って終わり方、いいなぁ。2015/01/23
遠い日
8
和田誠さんの挿絵がたっぷり。谷川俊太郎さんの文章は歯切れよく進む。ことばが通じない男の子と知り合い、迷子らしいことに気づいたひろしは、家探しを手伝う。外国語をポツポツ話す男の子との時間は、ひろしにとっても未知の時間。それでも、運良くことは運ぶ。知った道に気づけば、気持ちも楽になるし、お互いの物を交感すれば、もう友情は成立だ。子どもの世界の柔軟性が、心地よいお話。2014/06/23
kenbo
2
ぼくも夜明けのおおかみを見たくなった。「ねるらとるきにしりやねる?」という言ばがおも白かった。2009/11/16
保山ひャン
1
外国人の迷子の家をいっしょに捜してあげようとする少年。しゃべる言葉は、どこの国の言葉やら!谷川&和田の新絵本シリーズでは、前作の『とおるがとおる』でもみられた言葉遊び、というか、ハナモゲラの自由な言葉が楽しい。2015/09/24
2020neko
0
☆☆☆☆★4/学図。(男の子)(ともだち)(国際交流)(迷子)(イヌ)低学年~2009/10/22