出版社内容情報
ポケットに入っていた一本のひもから、おかしなことがはじまる――。団地の男の子の小さな冒険を描いた傑作。
小学校低学年以上向き
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
♪みどりpiyopiyo♪
35
けんの ズボンの ポケットには いろんなものが はいってる。ある日、このポケットの おかげで、おかしなことに なったんだ… ■くすっと楽しい絵本を読みました。「the 昭和後期の小学生!」って感じの男の子 けん の、アクシデントだらけな1日のお話です。■この本も、谷川俊太郎さんの淡々とした語りと 和田誠さんの飄々としたイラストが、リラックスしてて いい感じ♪ ■子供が1人で過ごすことで出会えるwonderもあったよなぁ、なんて思っちゃいました ( ' ᵕ ' ) (1976年)2019/10/18
遠い日
10
けんの不思議な体験。ポケットの中のひもから始まる、物語。思わぬところで繋がっていく世界のおもしろさ。とんでもない事件にも巻き込まれたけれど、転がり出した偶然の連鎖はとまらない。今となっては少し時代を感じさせる表現や言い回しもあるけれど、谷川さんと和田誠さんのコンビで作るこのシリーズの、のびのびした世界観が好き。2016/02/24
くるみ
2
何気なく図書館で見つけて、この本持ってた!と思い出したのですが、「おなら」が出てきたようなとしか、内容は思い出せず、読み返しました。やっぱりおならでてきました。ちょっとしたアクセント程度なのに、こんなことしか覚えてない自分。まあ子どもってそんなもんだと思うことにします。 小さい図書館になんでこの本があったのか不思議ですが、ちょっとうれしい再会でした。 いつの間にか実家にはなくなってると思っていたけど、もしかしたら、いとこのうちで読んだのかもと思い出しました。2017/08/02
マーク
1
谷川俊太郎、和田誠 25 私には絵本の世界は理解できないようだ。2021/05/09
保山ひャン
1
少年のポケットに入っていた、ヒモが、わらしべ長者のように、次々といろんなものに交換していくにつれ、出会ういろんなドラマ。風船から自転車から、ピストル!ジャムパンまで。ストーリーに無関係、とわざわざことわって、おならのシーンをいれるのも面白い。2015/09/24