出版社内容情報
マコチンの弟のあだ名はマコタン。ふたりといっしょに遊んだりいたずらしている気持ちになってくる、元気で楽しいお話です。
5歳から
内容説明
金もちがびんぼうで、お金一円もないのが大金もち。どろぼうがきたら、手を上げじゃなくて、足を上げろというからドシンとしりもちをつくねん。そして、どろぼうがお金くれるねん。
著者等紹介
灰谷健次郎[ハイタニケンジロウ]
1934年、神戸に生まれる。詩誌「輪」同人。17年間の小学校教師生活ののち、アジア・沖縄を歩く。「兎の眼」(理論社)で、日本児童文学者協会新人賞を受賞。ほかのおもな作品に、「ろくべえまってろよ」(文研出版)、「せんせいけらいになれ」「太陽の子」「島物語」(以上、理論社)、「マコチン」「だれもしらない」「ひとりぼっちの動物園」(以上、あかね書房)など、多数がある
長新太[チョウシンタ]
1927年、東京に生まれる。漫画、絵本などに幅広く活躍。おもな絵本に「おしゃべりなたまごやき」(福音館書店)、「おばけじま」(あかね書房)、「ゴムあたまポンたろう」(童心社)、「あるけあるけ」(こぐま社)など多数がある。「ヘンテコどうぶつ日記」(理論社)、「トリとボク」(あかね書房)など、幼少年文学の分野における業績により、路傍の石幼少年文学賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆ
9
昭和の時代の子供の日常的な光景を面白おかしく描く。のっけからお風呂でやや下品な点もありわが兄弟に大ウケ。2021/08/02
ワカメちゃん。
6
息子が読めそうな文字の大きさ、息子が好きそうな男の子が主人公。それだけでササッと借りた図書館本。息子は学級閉鎖で暇してたので、読んだらしく、めっちゃおもしろかった~めっちゃ笑った~!って。どれどれ…あぁ2年生男子… 好きだろうなぁと思う言葉も多く、私も笑っちゃいました。たばこを子供にお使いにいかす時代?たばこが100円?初版を見ると1976年だったわ。なるほど。2016/03/09
majiro
4
我が子に読み聞かせる日が来ようとは思わなかった。子供の頃、大好きだった一冊。2014/12/25
のん@絵本童話専門
3
息子が気に入った『マコチン』の続編、今回の舞台は小学校生活ではなく家庭内のお話。マコチン弟のマコタンが出てきて、マコチンは前作とは違って、すごくお兄さん、してます!マコタンは常に兄の後を追い、兄の真似をします。我が子も男兄弟なので、親近感ありまくりです。馬鹿らしいが会話の返しがかなり面白くて、爆笑必須!続編の方がすごく好きです!!古き良き、昭和の懐かしさあふれる童話♡ 灰谷健次郎×長新太 小学低学年〜2021/07/06
とりじまカラス
2
マコチンとマコタン、二人の兄弟のお話です。 「自分にもこんな時代があったな」と思わず懐かしくなりました。 イボのエピソードが印象的です。2019/02/03