出版社内容情報
カラスは町でも見られる身近な鳥。群で敵を追いはらうようすや、すぐれた知能を使ってたくましく生きる姿を追う。
小学校低学年~高学年向き
目次
群れのくらし
カラスのえさ場
水あび
えさをめぐるあらそい
ねぐら
はんしょくの季節
結婚
巣づくりと産卵
なわばりをまもる
ひなのたんじょう〔ほか〕
著者等紹介
菅原光二[スガワラコウジ]
1940年、青森県十和田市に生まれる。1958年、青森県立三本木高校卒業。1960年以後、芸能関係の仕事に従事するかたわら、動物の撮影をつづけ、1968年、写真の世界にはいる。以後、動物写真家として活躍している。日本写真家協会会員、日本セミの会会員
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
34
1981年3月初版の作品なので、新たな研究とかでデータも変化はあるのかもしれないが、カラスについての入門書として最適。あとがきでの著者のお父様が飼っていたハシブトガラスとのエピソードが実に興味深かった。カラスはやっぱり頭がいい。自由研究の参考文献。2022/08/17
青雲空
4
今週、朝からカラスが喧しい。繁殖期が始まりあぶれた若鳥が群れを作っている。生態を知るためにまずは子供の本で学習。2023/03/10
のん@絵本童話専門
2
分かりやすい丁寧な文章と、くっきり鮮やかでなかなか見られない瞬間を切り取った写真が魅力的な科学のアルバムシリーズ。カラスは賢いので、その生態も面白い。ここで紹介されているのはあくまでも野生状態であり、人間の暮らしとの関係性を知りたいところではあります。最近読んだ『わたしのカラス研究』はその部分に焦点が当たっており面白かったです。絵本なら『鳥博士と天才カラス』、児童書なら『カラスのいいぶん』も面白かったです。2022/11/01
RyoShun
1
ハシブトガラス:もともと森林にすむ鳥、ハシボソガラス:開けた農地や海岸にすむ鳥2020/01/25