出版社内容情報
かいぞくになりたくなったぼくは、弟とネコのタマをつれて、海にのりだした。和田誠がはじめて文と絵を手がけたストーリー絵本。
4歳から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
momogaga
61
【おとなこそ絵本】海賊の文字を観ただけで、ワクワクしてきます。海賊が出てくる映画や人形劇をドキドキしながら観ていましたから。思わずデタラメなかいぞくのうたを歌いました。2021/01/12
Kawai Hideki
52
宿題に嫌気がさして、弟と猫を連れて海賊になった男の子のお話。街を襲い、捕まるも間一髪で逃げ切った上、姫を強奪。空想の話しかと思いきや、なんと、お姫様が家に来ている!という、海賊ファンタジー。ちなみに、歌はどこにも出て来ていない。2017/09/03
gtn
21
歳を重ねるにつれ、物語と現実がはっきり分離し、溶け込まなくなってきた。経験と感受性は反比例する。2020/12/12
マツユキ
14
和田誠さんと笹公人さんの『連句遊戯』で、気になった絵本。 本を読んで、海賊に憧れた男の子が、家を出て…。 貴族に、お姫さま。シンプルな海賊ストーリーが嬉しい。…え!?2020/11/27
ツキノ
8
(E-600-389)追悼・和田誠さん 「海賊の絵本をきょう借りたい」という利用者さんの要望に応えられた絵本。1996年の作品。海賊になったのは夢物語?とおもいきや、え?ホント?おひめさまがお茶を入れているラストシーンがとても素敵。『かいじゅうたちのいるところ』をふと思い出す。世界観が似ているのかな。2019/11/11