出版社内容情報
日本アルプスにすむ小動物“オコジョ”と生態カメラマンとの一瞬の出会いの数々を感動の写真で綴った写真絵本。
小学校低学年以上向き
★絵本にっぽん賞★よい絵本選定
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
97
動物特集第五弾。幼いときに、我が家の本棚にもあった本。北アルプスの山でオコジョを追う写真絵本。カメラにおさめるためとはいえ、餌付けまでしておびきよせるのは、今的にはどうなんだろう。観察日記の「オコジョ現れず」という記載の多さが、撮影の苦労をしのばせる。娘も「オコジョかわいいね！」と叫んでいた。2016/01/11
s-kozy
54
オコジョに魅せられた写真家がつくったオコジョ写真絵本。撮影地は北アルプスか。発行は1981年、彼の地にオコジョは健在か？日本は大丈夫なのかな？2018/09/09
かおりんご
22
読み聞かせ（212）児童リクエスト。懐かしい！自分が小さいときにも読んだなと思いながら読みました。夏毛と冬毛の話ができたし、オコジョの性質もちょっと分かりました。でも、餌付けはいけないでしょ？時代なんでしょうね。2017/12/19
雨巫女。@新潮部
18
《書店》オコジョ可愛い。 季節で、色が変わるんだね。2011/10/26
遠い日
17
北アルプスの岳沢ヒュッテを拠点に、オコジョのかわいらしさに魅せられて、10年近くも費やした増田戻樹さん。待っても待っても現れない日ばかり。たまに見られてもすぐに走って逃げるオコジョ。ついに、肉で餌付け作戦を始めて、根気よくシャッターチャンスを待つ。警戒しなくていい存在だとわかると、オコジョとの距離も少し縮まったみたいだ。かわいい動物だが、生きていくための縄張り争いや、天敵との駆け引き、野に生きることはまさに命がけ。2018/06/20
