内容説明
うしろからついていきながら、うさぎが火うち石をかちかちたたく。「さっきからかちかちいうのは、なんの音じゃ?」「かちかち山のかちかち鳥よ」。
著者等紹介
山下明生[ヤマシタハルオ]
1937年東京に生まれ、広島県能美島で育つ。京都大学文学部卒業。児童書編集を経て、70年に処女作『かいぞくオネション』(偕成社)を出版。以後、幼年童話、長編創作、英、仏語の翻訳と幅広く活躍し、『海のしろうま』(理論社)で野間児童文芸賞、『はんぶんちょうだい』(小学館)で小学館文学賞などを受ける。2004年紫綬褒章受章。熱海市在住
小山友子[コヤマトモコ]
1973年神奈川県生まれ。グラフィックデザイナーとして活動後、木版画のイラストレーターに。2010年・ボローニャ国際絵本原画展入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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