内容説明
いちばん大きい１ぴきがお母さん。つぎに大きいのがお父さん。カクレクマノミはかわいいだけじゃない。とってもふしぎな魚。
著者等紹介
鈴木克美［スズキカツミ］
１９３４年、静岡県生まれ。東京水産大学卒業後、江ノ島水族館に勤務。金沢水族館の副館長を経て、東海大学海洋科学博物館の館長。東海大学名誉教授。農学博士
石井聖岳［イシイキヨタカ］
１９７６年、静岡県生まれ。名古屋造形芸術大学短期大学部卒業。学童保育でのアルバイト経験などを経て、絵本作家になる。２００８年、『ふってきました』（もとしたいづみ作・講談社）で、講談社出版文化賞絵本賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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たーちゃん
26
ニモを何度か観たことのある息子が「ニモだー！」と言って持ってきた一冊。カクレクマノミってオスにもメスにもなるって知らなかったです。海の絵は綺麗で息子も喜んでいましたが、生態の話もあるので少し飽きちゃっていました。2020/11/07
円舞曲
14
これを持っている時、カクレクマノミの好きな子に出会う。2017/08/14
縞子
13
息子が選んだ一冊。４歳には難しいけれど、カクレクマノミに興味あるようで何度も読む。大人でも知らないことだらけで勉強になりました。2019/08/15
しらたえび
9
カクレクマノミが子供、オス、メスと進化していく。かわいらしい絵でかわりやすく書いてあります。5才男子2021/07/14
もも助
9
ニモで知られるカクレクマノミだが、その生態は不思議がいっぱい。子どもの内はオスでもメスでもなく、大人になるとまずオスになって、それからメスに変わる。お母さんがいなくなると、お父さんがオスからメスに変わり、お母さんになって卵を産む。カクレクマノミとハタゴイソギンチャクとの関係も不思議だ。研究が進んでもまだまだ分からないことだらけ。そこには驚くほど複雑で様々な、生き物の生きる知恵とでも言うべき自然のしくみが存在しているのだろう。2018/05/03
