出版社内容情報
授業中におしっこをもらしてしまったよしお。公園で落ちこんでいると、ネコが言った「そんなときは歌にするんだ」と。しかたなく歌うと、聞いていたおじさんにお店で歌ってほしいとたのまれる。よしおの歌は、たくさんの人の心に響いて大人気に。ところが、大きな会場で歌うことになると、かっこいいい歌を歌いたいと言い出して……。恥ずかしさをかくさず失敗を歌にすることで、のりこえていく男の子の、ちょっとおかしな物語。
内容説明
学校で、おしっこをもらして落ちこむよしおに、ねこがアドバイスをくれた。「そんなときは歌にするんだ」と。そこで、「おもらしの歌」を歌ってみると、よしおは人気ものに!ところが、コンサートを開くことになると、かっこいい歌にしたいといいだして…。はずかしさをかくさず、失敗とむきあう男の子のお話。
著者等紹介
田中六大[タナカロクダイ]
1980年、東京都生まれ。多摩美術大学大学院修了。漫画家・イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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しぃ
27
下ネタは卑怯やわ、こんなん絶対ウケるやん~と、読む前の私は引き気味でいたけれど。度重なるマスターの告白と、よしおの余りにもストレートな歌詞に、やっぱり笑ってしまいました。子どもたち?もちろん大ウケでしたよ。2020/08/13
たまきら
26
娘さんに大うけでした。最近下ネタ系は卒業したかと思っていたのですが、猫とか登場すれば一発よね。少し長いけど、読み聞かせに使ったら大うけしそう!2020/08/23
manamuse
23
かっこつけようとするとろくなことないよね。おしっこもらした〜おならが出た〜うんこ踏んじゃった〜🎵2020/05/18
遠い日
13
誰もかっこよすぎる歌や話は求めてない。自分と同じ目線で、ちょっと恥ずかしくて情けない、本当のことを聞きたいんだ。それこそが「共感」というものだ。しかし、おしっこにおならにうんこ。勢揃いですな。2020/12/23
shiho♪
10
3年生の次男と一緒に読んだ。よしおくんの失敗談の数々に笑いころげる次男😂よしおくんはその失敗を歌にすることで恥ずかしさを乗り越えるというストーリー。 次男はお笑い好きで、どぶろっくの『やらかしちまった』ネタにはまっているので、余計に面白かったのかも。よしおくんの失敗談を次男が『やらかしちまった』の歌にして自作で歌ってました。 確かに、恥ずかしい失敗も歌にしたり、笑いに変えて克服するは良い方法ですね。2020/06/24