内容説明
秋になると、ナベヅルとマナヅルが日本にやってきます。北の国からの長旅は、決して楽なものではありません。それでも毎年、海をわたってくるのは、おそらく、そこに行けば、安全なねぐらや、エサがあるという安心感があるからでしょう。飛来地をまもりつづけてきた人々が、あたたかく見守っていたおかげです。そんなツルと人間との交流を、長年撮りつづけ、躍動感あふれる写真で描き出した写真絵本。
著者等紹介
増田戻樹[マスダモドキ]
1950年、東京に生まれる。幼いときから動物好きで、高校生のころより写真にも興味をもつ。動物商勤務を経て、1971年よりフリーの写真家として独立する。現在、山梨県在住。日本写真家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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