あかね・新えほんシリーズ<br> 悲しい本

個数:

あかね・新えほんシリーズ
悲しい本

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2024年04月26日 18時00分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 30cm
  • 商品コード 9784251009418
  • NDC分類 E
  • Cコード C8397

出版社内容情報

愛する者の死がもたらす悲しみを、徹底して見つめる中から浮かびあがる、命あるものへの慈しみと深い慰めを、詩人・谷川俊太郎の翻訳でおくる感動の絵本。世界9ヶ国で発売。

どうしようもなく悲しいとき
この本をひらいてみてください

★ ユーモアに満ちた子どもの詩で名高いイギリスの詩人マイケル・ローゼンの原作を、イギリスを代表する児童文学作家クェンティン・ブレイクが情感豊かに描き出し、詩人・谷川俊太郎の心にしみる翻訳でおくる、“悲しみ”を深く静かに描いた絵本。

「息子のエディのことを考えるときがいちばん悲しい。エディは死んだ。私は彼を愛していた。とてもとても深く。でも、彼は死んでしまった。」
 この絵本は、最愛の息子を失った一人の男の独白によって綴られる。男は、さまざまなやり方で、その悲しみから逃れようとするが、いつしかまた悲しみの底に引き戻されてしまう。絶望の底に沈んだ男を、悲しみから解放するのは、幸せの中にあった頃の記憶、そして……。
 愛する者の死がもたらす悲しみを、徹底して見つめる中から浮かびあがる、命あるものへの慈しみと、深い慰めを描いた感動の絵本。

内容説明

誰にも、なにも話したくないときもある。誰にも。どんなひとにも。誰ひとり。…私の悲しみだから。ほかの誰のものでもないのだから。

著者等紹介

ローゼン,マイケル[ローゼン,マイケル][Rosen,Michael]
1946年、イギリスのサウス・ハーロウに生まれる。オックスフォード大学卒業後、フリーランスのライター、教師、ジャーナリストを経験し、ラジオやテレビの仕事に携わる。作家としては、イギリス国内はもとより、アメリカでも数多くの賞を受賞。代表的な絵本の作品に「きょうはみんなでクマがりだ」(評論社)などがある。現在は、ロンドン東部のハックニー在住

ブレイク,クェンティン[ブレイク,クェンティン][Blake,Quentin]
1932年、イギリスのケント州に生まれる。ケンブリッジ大学、チェルシー美術学校で学ぶ。ケイト・グリーナウェイ賞、ウィットブレッド児童図書賞、ボローニャ・ラガッツィ賞のほか、1999年にイギリス皇室から初代名誉児童文学作家の称号を授かり、2002年には国際アンデルセン賞も受賞した

谷川俊太郎[タニカワシュンタロウ]
1931年、東京に生まれる。1952年、第一詩集「二十億光年の孤独」を発表し、注目を集める。以後、多くの詩作を手がけるとともに、絵本、童話、エッセイ、記録映画の脚本、演劇の台本など幅広い分野で活躍
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ🍀

198
悲しい感想です。すみません…。悲しいから人前で笑うのです。悲しみを自分の中だけに留めるために笑うのです。悲しみを笑顔で隠すのです。悲しみが深いとき、誰かに話したいと思います。でも…。一人で悩み続けます。私の悲しみだから。私の心には悲しみが住み着いて離れません。考えれば考えるほど、悲しみは深くなります。幸せはやってくるのでしょうか。幸せをつかむ一歩を踏み出さなければいけません。悲しみは永遠になくなりません。幸せが悲しみを越えるときを探さなくてはいけません。悲しみは優しさを生みます。優しさは幸せを生みます…。2021/01/31

177
最愛の息子と母親を亡くしたエディの悲しみ。誰かに話したい反面、誰にも何も話したくない時もあることや、悲しさのあまり心とは裏腹な表情や行動が出てしまうって、すごくわかる。悲しみをやり過ごす方法は人それぞれだけど、探し続けてる間が一番つらいよね。記憶からそこだけ削除したい気持ちと忘れたくない気持ち。エディの目の前の一本の蝋燭の炎に心がしめつけられた。悲しいという気持ちにとことん向き合った珍しい絵本だと思う。絵から伝わってくる彼の深い孤独感と絶望。いつかそこから救われ開放される日が来て欲しいと切に願う。2014/07/29

Willie the Wildcat

149
悲しいときって、1人になりたいときもあれば、誰かと話をしたいときもある。身内や親しい人を亡くしたときの悲しみは、その人との思い出と共に、走馬灯のように頭の中を駆け巡る。特に初めて直面したときはどう対処していいのかがわからなかったなぁ。そんな心の気持ちを繊細に表現し、かつ絵が温かい。特に最後のローソクを見つめるシーンは心に響きますね。2012/04/25

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

118
「強くなければ」という強迫観念に縛られている人は、時に悲しみをコントロールしようとします。この物語の主人公のように。息子の姿を収めた心のアルバムはある時から白いページになっています。彼は死んでしまったからです。なのに男性は幸せな振りをします。時には怒りに任せて叫んだり、小さな生き物に暴力を振るったり、ある時はテレビに熱中したり、自分の事を書いて『解決』しようとします。でも彼は救われません。いま必要なことは……。答えは最後の絵に記されていました。人生には流されるべき時があると思います。2004年12月初版。2015/12/01

けんとまん1007

111
悲しみは必ずある。喜びもある。悲しみがあるからこそ、喜びもある。悲しみがあるからこそ、生きていく。悲しみも、生きていることの証の一つ。愛する者を失う悲しみ。時が少しずつ、それを補うものを与えてくれる。今日より明日、明日より明後日と。2014/11/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/501867
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。