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文化人たちの大東亜戦争―PK部隊が行く

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  • サイズ B6判/ページ数 173p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784250930218
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0021

内容説明

15年戦争下、軍宣伝部員として徴用された文化人たち。彼らはいかにして戦争に関わったのか。多くの資料を提示して彼らの活動を浮き彫りにする。

目次

1章 ペン部隊―軍宣伝部隊のはじまり
2章 ペン部隊から軍宣伝部隊へ
3章 ベールを脱いだ軍宣伝部隊
4章 軍宣伝部隊の功績
5章 徴用をめぐる恨みつらみ
6章 映画人たちの軍宣伝部隊
7章 その他の隊員
8章 うたかたの「大詔」宣伝部隊
9章 戦時下の広告業界

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

印度 洋一郎

4
太平洋戦争中、軍部に協力して前線でのレポートや戦意高揚文を書いていた文筆家たちの活動を検証。戦記、随筆、詩など色々な作品があったが、戦後は黒歴史になり、「なかったこと」になった。兎に角、当時の名立たる作家は皆協力していた。そりゃ、そうだろうと思う。国を挙げて戦争をしている時に、反戦を貫くなどそうそう出来る事ではなかろう。この作者の主張は尤もだが、こういう立場を貫く人は多分少数派だと思う。ちなみに「PK部隊」というのは、ドイツ軍の広報部隊に準えての書名で、旧日本軍にこういう名称の部隊があったわけではない。2019/07/12

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