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近藤義郎と学ぶ考古学通論

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  • サイズ A5判/ページ数 244p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784250208171
  • NDC分類 202.5
  • Cコード C3021

出版社内容情報

古墳研究の大家が40年にわたる発掘調査のさま ざまな経験を織り交ぜながら「考古学とは何か」を楽しく、平易に語りかける。考古学事始めには最適の入門

内容説明

発掘50年、日本考古学の大家の名講義。発掘調査のさまざまな経験、エピソードを織り交ぜながら「考古学とは何か」を楽しく、平易に解説。大学のテキストにも最適な考古学入門。

目次

第1章 考古学とは何か
第2章 考古学の誕生
第3章 日本考古学の発達
第4章 機能と用途
第5章 新古・前後をどう決めるか―時間軸(年代)の決め方
第6章 型式の分布と部族・民族の関係
第7章 考古資料の性格と特質
第8章 発掘とは何か
第9章 三時代法およびその他の時代区分
第10章 「もの」の形態は何が決めるのか
第11章 人類の歩み、変化・進歩・拡大

著者等紹介

近藤義郎[コンドウヨシロウ]
1925年、足利市に生まれる。1949年、京都大学文学部を卒業。1950年岡山大学に助手の職を得、講義と発掘三昧の後、1990年岡山大学退職。以来、岡山市東方両山川畔に妻と寓居し、ワープロとパソコンの初歩を覚え、小文の執筆に努める。折にふれ熟年老年の男女と遺跡を巡り、また岡山在住と関東方面から来訪の若者たちの前方後円墳発掘を手伝い、老いを過ごす。過去に岡山大学教授、考古学研究会代表、岡山の自然を守る会会長、前方後円墳研究会代表などを務める。その間、朝日学術奨励金(1965年)、毎日出版文化賞(1967年)、中国文化賞(1985年)、岡山県文化賞(1997年)を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Mentyu

2
先輩から院試前に読むといいと薦められたのに、結局M1のこの時期に読むことになってしまった。考古学の初学者向け講演会の文字起こしであるからスラスラと読みやすく、それこそ文献史学をはじめとした異分野の人が「考古学の考え方」を知りたいときに読むとすごく効果的だと思う。末尾の章は考古学って現代に貢献できるの?という疑問へのひとつの答えになっている。歴史学全体に関わる話が出てくるので、史学系の人には目を通してもらいたい。2016/10/05

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